PFMもまだ使います。
2025年02月14日
近年、金属の高騰とアナログ技工士の減少に伴い、ジルコニアが台頭してきており、金属焼き付け鋳造冠(メタルボンドクラウン)を見かける事が少なくなってきたように思います。しかしながら、メタルボンドを使用するメリットが大きい症例もまだ多くあります。
2025年02月14日
近年、金属の高騰とアナログ技工士の減少に伴い、ジルコニアが台頭してきており、金属焼き付け鋳造冠(メタルボンドクラウン)を見かける事が少なくなってきたように思います。しかしながら、メタルボンドを使用するメリットが大きい症例もまだ多くあります。
2025年02月14日
ジルコニアという材料はクラウン形成において、歯を削る量を少なくする事ができる、歯肉の接する面に対し他のセラミック材料と比べて親和性が高い、ブリッジとして使用できるという良い点と
材質は良くも悪くも硬いため、噛み合わせへの注意深い配慮がゴールドや他のセラミック材料と比べ、大きく必要となる点があります。
このように歯科材料には一長一短があり、お口の中の状況によってマテリアルを選択する必要があります。
また、ジルコニアは改良が進み 6世代目になってきていますが、6世代目の新しいものが全てにおいて一番良いとも限らないという状態にあります。
セラミックだから何でも良いというわけではなく、セラミック材料にも様々な種類があり、それをどのような削り方でどのような接着で、どのような噛み合わせでと考える必要があります。
2025年01月21日
歯の修復を考える上で歯の付け根のエナメル質を削るか削らないかは非常に大きな要因となります。虫歯の進行度合いにもよりますが、歯根側はなるべくエナメル質を残した状態にするのが理想的です。上の写真の歯の削り方は最近ではオーバーレイと呼ばれる手法ととなります。
近年はemaxというセラミック材料と接着材を適切に使用すれば、保険のCADCAM冠のように無駄に大きく削らずとも歯の修復が可能となります。
適切な歯質の保存は歯の寿命と直結します。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
歯の健康を考慮し、最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
診療予約はこちらから※予約枠が埋まっていてもお電話いただければ対応できることもあります
電話でのご予約は 03-6659-2934
菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
2025年01月4日
根の再感染により、鼻の下が変形するぐらい骨の吸収と腫脹が見られました。
顕微鏡にて時間を確保し、きちんと感染を除去することで歯の保存を試みました。
10ヶ月程度のCTですが、骨の回復が順調に見られています。
回復傾向にありますのでセラミックにて修復を行いました。以前のかぶさっていた被せ物とは違い、より自然に見えるようデザインされています。歯の尖端のギザギザなど残っている歯の自然感に合わせてあります。そのほか、色々なところに配慮し全体を見て一つの口になるようデザインされています。
また、見た目の面だけでなく精密根管治療で感染の除去を行い、その後のファイバーコア築造、クラウン修復の精度や接着力によって再度の感染を防ぎます。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
歯の健康を考慮し、最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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2024年11月19日
神経まで達する虫歯がありました。術前の検査にて神経に達する虫歯の大きさは把握できていたため、ラバーダム防湿下にて虫歯を歯髄に押し込まぬよう慎重に除去していきました
MTAセメントを塗布することにより歯髄を保存したまま修復が可能になります。
特に症状もなく良好に経過しております。
健全なエナメル質を診断しアンレー形態を付与します
術前の咬合診断により、ダイレクトボンディングでは歯自体の剛性が担保できないと判断したため、セラミックにて覆う形を取りました。
セラミックアンレーをセットし治療は完了となります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
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2024年11月6日
根の中の細菌を取り除く根管治療後において、、歯の破折とバクテリアの侵入を防ぐかが、いかに歯を長持ちさせることができるを考える上で非常に重要になります。
根の強度が担保されず、再感染を許してしまうと、上の写真のように歯の破折による抜歯が待っています。
そのため、支台築造を確実に行う必要があります。この治療においてもラバーダム防湿を行い、時間をかけ接着剤とレジンの重合を行う必要があります。結局、土台を立てる工程においてもラバーダム防湿下でなければ、再感染をおこしますので根管治療だけラバーダムを行なっても無意味になります。
この歯の歯の残り具合としてはかなりギリギリの状態ですので確実な接着を行い、土台を立てる必要があります。
ファイバーポストを設置し歯の破折を予防しています。
歯の治療は歯が悪くなった原因とその対応から始まり、一連の治療において歯の修復がなされるまで一つ一つを確実に行うことで、やっと歯の延命を行うことができます。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
歯の健康を考慮し、最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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2024年10月29日
銀歯を白くしたいというご希望でした。根の感染もありましたので精密根管治療を行い、歯の修復を1歯づつ行う予定をたてました。
歯が折れてこないようファイバーポストを立てます。その際もラバーダム防湿をすることにより強固に歯と土台が合わさる事で、噛む力に耐え、再感染しずらい状態を作ります。
こちらの歯も歯がほとんどないため、強力な接着による歯の修復が必要となります。ファイバーコアを確実に接着させ仮歯を作るまでに2時間程度はアポイントタイムが必要となります。
一番奥歯は虫歯の範囲が小さかったためダイレクトボンディングにて対応しました。
中位の歯質の欠損に対してはアンレー修復を行います。クラウン修復とは違い、歯をほとんど残すためセラミックを貼り付けるような修復になります。ですのでここでもラバーダム防湿を行い強力にセラミックを接着する必要があります。
銀歯を全て白くしました。この一連の治療の目的は見た目だけではなく、細菌感染を除去し、歯と材料を強力に接着させることにより、菌の再感染を防ぎ歯を長期的に延命させる目的があります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
歯の健康を考慮し、最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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2024年10月23日
全体的なセラミック修復を行う際はプロビジョナル(仮歯)の期間を十分にとる必要があります。
ある程度柔らかさがある仮歯の状態で取れる、沁みるなどの状態で、高強度の最終的な被せ物を行なってしまうと、セラミックが壊れる、痛みが出る歯自体が壊れるなどの症状に引き継がれます。そのため、仮歯の観察や調整を十分に取る必要があります。
顎関節の安定と仮歯の安定を確認した後は、得られた噛み合わせを壊さずに、少しづつ丁寧に最終補綴に置き換えていきます。そのため、不必要に全部一気にやることはまずありません。
歯科治療は全て手仕事であるのと、歯科材料は必ず膨張も収縮します。歯科治療は車のような工業製品を作る工場ではないため、必ず誤差が出ます。ですので、これらの誤差を将来問題が出ないよう、生体が十分に許容できる範囲に様々な配慮を行い収める必要があります。
近年は保険のCAD/CAM冠で歯を白くは出来ますが、そのような生体への配慮が全くできなくなっています。
デジタルのみによって完結されるのでブカブカの被せ物に、無理やり強度を持した接着剤が歯肉の中から取りきれず、感染を起こし骨が大きく溶けている。
技工ロボットが加工しやすいプラスチックですので、当然、すり減り易いです。その、すり減りによって噛み合わせが大きく変わって他の歯に問題が起こっている。
接着に時間が割けないため不十分な接着によって見た目では全くわからない再感染が起きやすくなっているなど、
今ほど削る量も少なく、接着剤の取り残しがあっても強度の弱いセメントで勝手に取れてくれ、噛み合わせの問題も何かあったら取れてくれる銀歯の時代と打って変わって、歯の寿命にさらに直結するような問題を拝見するようになってきました。
本来、金属材料と違ってレジン系材料を適正使うには顕微鏡や咬合器での診断、シリコン印象、ラバーダムを使わなければ上記の問題を解決することは困難であり、それらは保険の限られた時間では不可能なため、銀歯の時のように歯科医師側の良心で補うことが難しくなってきています。
当院でのカウンセリングを受けた方ならお分かりかと思いますが、明らかな問題を抱えていなければアマルガムや銀歯を全体的に見たときに治療計画上外す必要がなければ積極的に銀歯(パラジュウム合金)の除去の提案をしないことが多いです。
むしろ、CADCAM冠や保険のレジン充填の方が、レントゲンや視診で分かりづらいにも関わらず、致命的な問題を抱えている事の方が多いように思えるため除去のご提案をすることの方が多いです。
しかし、ながら技工士不足や金属の高騰を鑑みると、日本独自の保険のように大量の人間の大量の歯を用意するには、ロボットが1日中、勝手に加工しやすい低価格のプラスチックを削ってくれる必要があります。特に近年は模型も無いような状態で作られますので歯に適合しているかどうかも誰も分からない状態で口の中に入れられます。
そして、職人が手作業で良心で作られていた金属の時代に戻ることはないかと思います。
世界的には標準治療のセラミック修復やゴールド修復は強度の担保は十分に担保されており、技工士の調整が入っているため、きちんと型取りを行い、適切な時間をとり適切な手順を踏めば十分に生体が許容できる治療になります。そのため、仮歯による一定期間の観察と対応をきちんと行えば、長持ちする治療となります。
歯の修復は数本の修復であっても噛み合わせは大きく変わります。患者さん本人が気づかなくともそのツケは他の歯や歯茎、顎関節に移ります。
噛み合わせを考慮されてない保険の詰め物や被せ物で問題でないのは、生体がギリギリで許容していたり、他の歯にその負担が移っているだけかもしれません、しかし生体は剛体ではないため、記録も取ることもなく、その因果関係を証明することもできません。が立て続けに他の歯がダメになっていくご経験はありませんでしょうか?それを訴えても、ストレスや、歯ブラシ不足や歯軋りの一言で片付けられてませんか?その状態でインプラントを行なってもうまくいくでしょうか?
自由診療での治療とは、ただ歯科材料を人間の歯に埋め込むのではなく、個々のお口の中の状態に合わせ、生体に問題ない範囲に収めてお口の中の審美や機能、健康を提供する事だと考えております。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
歯の健康を考慮し、最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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2024年08月7日
歯の修復は材料の強度を上げれば長持ちするという訳ではありません。高強度の材料だけが生き残っても自分自身の歯が壊れてしまっては元も子もありません。
歯の修復は口腔内の状況から適切な材料を診断し、歯と一体化させて、歯の剛性を強化する事に意味があります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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2024年08月3日
近年デジタルによる型取りが導入されていますが、現状まだまだクランの型取りにおいては個人トレーとシリコン印象の組み合わせが一番正確に型取りがなされます。歯肉圧排、顕微鏡でのマージン形成、正確な印象が揃って初めて段差のない被せ物が製作可能です。歯との段差があれば入れた瞬間から細菌の溜まり場になり、知らず知らずのうちに虫歯や歯周病の再発が起こり、歯の喪失に近づきます。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
当院で治療した症例は 治療症例集 をご参照ください。