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iod QA|東京/墨田区/江東区

2017年03月8日

1)顎堤の保存

Q:オーバーデンチャーあるいはインプラントオー バーデンチャーとすることで顎堤は保存,維持で きるのか?

A:少なくとも支台歯,支台となるインプラント周 囲の顎骨の吸収は抑制される.しかしながら,粘 膜支持部位では吸収は進行する可能性がある.

(1)天然歯を支台としたオーバーデンチャー 顎堤は抜歯後吸収していくことが知られている8,9) が,Zarb と MacKay 10)はこの現象を義歯使用による代 償(生物学的代償,biological price または biological cost)と考えるべきであると提唱した.

Crum と Roony 11)は上顎がコンプリートデンチャー,

下顎が天然歯を支台としたオーバーデンチャーの症例 (平均 0.6 mm)の方が,上下顎コンプリートデンチャー (平均 6.0 mm)よりも 5 年間での顎堤の吸収量が少な

かったことを示し,天然歯を支台としたオーバーデン チャーが顎堤吸収を減少させる,言い換えれば生物学 的代償を軽減させえることを示した.

(2)インプラントと骨吸収の抑制効果の違い 義歯床下の顎堤の吸収が不可避なものとすれば,そ の進行をできる限り遅くし,できれば抑制する方法を 考えなければならない.Brånemark 12)は早くからオッ セオインテグレーションタイプのインプラントが顎骨 の吸収を抑制し,かつリモデリングを促進するのでは ないかと考えていた. このことを検証した報告も多く見られる.Denissen ら 13)はインプラントを用いた症例の長期的な観察結果 において顎骨の量が維持されたことを報告し,インプ ラントによる顎骨吸収の予防の概念を提唱した.van Steenberghe ら 14)は 158 名のインプラントオーバーデ ンチャーの支台として用いたインプラント周囲の骨吸 収を 12 年間について長期的に観察し,平均 1.7 mm の 骨吸収にとどまったとしている.またその報告のなか で,吸収量は経過時間のみに関連し,患者の年齢,性 別,対合歯の状態,インプラントの位置,口腔清掃の状 態には関連しなかったと述べている.

Reddy ら15)は,60 名の固定性上部構造のインプラ ント症例において,術後に顎骨が(開始時 7.25 +/- 0.25 mm が 4 年後:8.18 +/- 0.18 mm)と有意に成 長したことを報告している.これに対してオーバー デンチャーとコンプリートデンチャーを比較した Kordatzis ら 16)の報告では,5 年間でコンプリートデン

チャーでは平均 1.63 mm であったのに対してオーバー デンチャーでは 0.69 mm であったとしている.一方 Blum と McCord 17)はインプラントオーバーデンチャー においても顎堤の吸収がみられたと報告している. これらの相反する報告は,顎堤の吸収の計測部位を どこに設定するかにかかわる違いであり,顎堤全体と して吸収量から支台歯あるいはインプラントの周囲で 維持される顎骨を差し引くことを考えるとその量は少 なくなると考えられる. 言い換えれば,オーバーデンチャーにおいても粘膜 支持部位での顎堤吸収が進行する可能性は依然として 残されていることになる.

(3)顎骨吸収のメカニズムとインプラント支台 以上のように,天然歯を支台とした場合ならびにイ ンプラントを支台とした場合にその周囲の顎骨吸収の 抑制効果がみられることは,歯根またはインプラント を介したリモデリングによる維持であることが予想さ れる.コンプリートデンチャーにおいて吸収が進行す るのは Atwood18)が提唱した顎堤吸収の三大要因の ひとつに力が含まれており,Maeda と Wood19)がシ ミュレーションモデルで示したように義歯床による沈 下回転が特定部位への圧縮応力の集中を招くこと,そ のことが骨膜での血液循環に影響し骨吸収に導く可能 性があることで説明することができる.これに対して Maeda ら20)が同じくシミュレーションモデルを用い て天然歯,インプラント,有床義歯を介した力でのリ モデリングの可能性を比較した結果では,天然歯とイ ンプラントでは骨の添加,吸収がみられるのに対して, 有床義歯下での顎骨では吸収のみがみられたことを報 告している.

(4)歯根埋伏法について 支台を介した力の存在が顎堤の抑制効果に影響する とするならば,歯根が粘膜下に埋伏している場合には その効果はあるだろうか.残存する歯根を埋入して顎 骨を維持しようとする考え方は新しいものではない. 当初の術式においては,歯根を骨縁下まで削りこみ, 軟組織で被覆することで,根の表面に顎骨が成長して 被覆することを期待していた 21, 22).しかし Bowles と Daniel 23)は生活歯根を埋入した場合について考察して いるように,結果的には上皮がダウングロースして歯 根表面に達してしまい裂開を生じることが多いことが 分かる.上皮のダウングロースを防ぐには Maeda ら24) が報告しているように埋入時に GTR のメンブレンで 被覆することがあり,その場合には顎骨の形成がみら

れた. 裂開には残存する歯根膜あるいは根管内の感染物質 が影響していることも考えられ,Demiralp ら25)が提 唱する意図的な再植のように,いったん歯根を抜歯し た上で歯根膜ならびに根管内の物質を除去した上で再 度埋入する方法も効果的であると考えられる.この場 合には歯根は骨に置換される可能性が高い. 歯根埋伏を行った後の顎骨の吸収に関しての長期間 のデータを示したものはほとんどないが,臨床的には 長期間に埋入した歯根そのものが存在している場合に は顎堤の吸収はほとんどみられないことが多い.それ に対して歯根が骨に置換された場合においては,その 部位の吸収速度は緩徐であることがいえる. しかしながら,これらの点については長期的データ による分析の余地が残されている.

2)歯根膜,インプラントに生理学的意義があるか

Q:歯根,インプラントを支台として用いる生理学 的意義はあるか?

A:咬合力を調節する上で効果があるが,支台の存 在で義歯が安定することで調節機能が向上してい る可能性もある.

Kay と Abes 26)はオーバーデンチャーの支台歯の歯 根膜が下顎の開口反射に寄与することを報告してい る.Nagasawa ら27)は支台歯の歯根膜感覚があること で咀嚼筋を効率的に活動させられると報告している. インプラント支台に関してはJacobsとvan Steenberghe 28)が,天然歯とインプラントの支台の口腔 内の感覚について比較し,インプラント支台では判別 閾値が上昇したことを報告している. Mericske-Stern ら29)も同様に天然歯とインプラント 支台の判別できる最小圧と最大咬合力を比較している が,インプラント支台での判別閾値ならびに最大咬合 力の上昇を報告しており,歯根膜の存在は大きな要素 ではないとしている.

さらに Mericske-Stern 30)は,天然歯の厚みの判別能 がインプラントよりも優れてはいるが,オーバーデン チャーとして義歯床で被覆した場合にはその効果は減 弱する可能性を示唆している.また,高齢者において は少数歯残存症例でのオーバーデンチャーは有効な選 択肢であり,下顎無歯顎に関してはインプラントも有 効な手段であり,機能的には歯根膜の有無は問題では ないとしている31).

一方,Trulsson と Gunne32)は食物を壊さずに把持

するための調節機能に関しては天然歯とインプラン トを比較して,歯根膜は正確な調節機能を有してい ることを実験的に証明している.さらに Svensson と Trulsson 33)は天然歯を支台とした固定性ブリッジと固 定性のインプラント上部構造での比較を行った結果に おいては,両者がほぼ同じであり,連結すると個々の 天然歯の調節能力は失われる可能性を示唆している. ただ,天然歯あるいは,インプラントを支台とするオー バーデンチャーの場合については検討された報告はな く,オーバーデンチャーの支台の生理学的な役割につ いてはさらなる検討が必要であるといえる.

3)支台の経過:支台の生存率

Q:オーバーデンチャーの支台の生存率に影響する 因子は?

A:天然歯の場合にはう蝕,歯周疾患が,インプラ ントの場合には埋入部位により生存率は影響を受 ける.

(1)天然歯支持のオーバーデンチャーの支台の生存 率

天然歯を支台とした場合の生存率については,テレ スコープオーバーデンチャーにおいて,上下顎それ ぞれについて Coca ら34) は 7 年経過において上顎で 68%,下顎で 73%,Mock ら35)は 10 年経過において 上顎で 83.5%,下顎で 60.6% と報告している. また,根面板を使用したオーバーデンチャーについ ては Ettinger ら36)は最大 12 年間におよぶ追跡調査の 結果 94.7%,Budtz37)は 3 年間で 95% であったと報 告している.天然歯支台のオーバーデンチャーでは支 台歯の喪失に至るまではいかないが,う蝕,根管治 療などにより支台歯の再治療が必要になることがあ り,前述の Ettinger ら36)は全支台歯の 23% がう蝕で, 16% が根管治療により再治療が必要であったと報告し ている. いいかえると,う蝕,歯周疾患に対する定期的なメ ンテナンスの必要性が高いことが示されている. 1支台歯のう蝕への対応

Toolson と Smith 38)はオーバーデンチャーの支台歯 に二次う蝕が高頻度で発生し,とくにう蝕のリスクの 高い患者においてはその状態が持続するとしている. また Toolson と Taylor39)は 10 年の経過において 77 歯のオーバーデンチャーの支台歯のうち 11 歯をう蝕 が原因で失ったと報告している.これに対してはすで に述べたように,適切なブラッシング方法のみでなく,定期的なフッ素の塗布やフッ素含有のジェルを塗布し た義歯をトレーとして用いることが考えられる. ToolsonとSmith38)は,定期的なフッ素の塗布が う蝕の抑制に効果的であることを報告している.フッ 素の効果に関しては Ettinger ら40–42) が抜去歯を用い た実験から,脱灰は根面よりも咬合面に生じやすいこ と,またフッ素の効果は濃度に影響されることを報告 しており,高濃度の NaF が効果的であるとしている. Hong ら43)は,その頻度に関してジェルを毎日塗布す ることが最も効果的であることを実験的に明らかにし ている.

2支台の歯周組織の変化への対応 オーバーデンチャーの支台歯においては,歯周組織 の変化も問題になる.Toolson ら44)は gingival index, pocket depth, plaque index, mobility に関して 89 名 のオーバーデンチャー患者について 2 年間観察した結 果においてはほとんど変化がなかったが,その理由と しての口腔清掃のモチベーションを高めたことをあげ ている.また Toolson らの 10 年後の結果 39)では歯周 疾患による抜歯は 4 本であった.

Renner ら45)は 7 名のオーバーデンチャーの患者の 12 歯について,6 カ月毎にメンテナンスを行った上で 4 年間観察した結果から,動揺が減少した支台歯が多 いことを示し,定期的なメンテナンスの必要性を強調 している.

Kern と Wagner46)は 74 名の患者おいての比較で, コニカルタイプのコーピングのみ,あるいはコーピン グとクラスプとを併用したパーシャルデンチャーでの 支台歯の歯周組織の変化は,クラスプのみを用いた パーシャルデンチャーに比較して少なかったと報告し ている.これはデザインを単純化することが,清掃性, 力学的に有利に作用した効果であるとしている.

(2)インプラントオーバーデンチャーの支台の生存 率

インプラントオーバーデンチャーにおける支台の生 存率は上顎と下顎で異なり,上顎は下顎に比べてイン プラントの生存率が低いと報告されており 47),実際に 上顎と下顎を比較した研究では Bergendal ら48)の 7 年 経過報告では上顎が 75.4%,下顎が 100%,Jemt ら49) の5年経過報告では上顎が72.4%,下顎が94.5%と報 告され,両報告ともに上下顎の間に 20% 以上の差があ る.この理由として骨質等の解剖学的な条件や咬合力 が加わる方向の違いが考えられている. 1上顎の場合: 上顎インプラントオーバーデンチャーのインプラ

ントの生存率に関しては,今までに多くの臨床研究 が行われているが,5 年以上の長期経過報告におい て,Jemtら50)の71.6%からSannaら51)の99.2%と 報告によって大きな差がある.Goodacre ら52)は,上 顎インプラントオーバーデンチャーは他のインプラン ト補綴と比較して最もインプラントの喪失が多いと報 告している.しかし,これまでの報告の結果を見ると 2000 年を境に生存率が大きく異なり,2000 年以前 の報告ではほとんどが 70% ~ 85% であるのに対し, 2000 年以後の報告では 85% ~ 95% と大きく増加し, 2005 年以降の報告ではほとんどが 95% 以上である. これはインプラントの表面性状の変化や過去の報告か らのインプラント本数等の治療計画の見直しによるも のと思われる. また,インプラントの生存率はインプラント数や使 用アタッチメントによっても異なる.下顎では McGill コンセンサス 5–7),York コンセンサス 53)において 2 本の インプラント支持が第一選択であると報告されている が,上顎に関しては明らかなインプラントの本数につ いての報告はない.Slot ら 54)は上顎インプラントオー バーデンチャーに関するレビューにおいて,支持イン プラント数が 6 本以上の 7 報告からバーアタッチメン トを使用した場合は 98.2%,支持インプラント数が 4 本以下の 4 報告からバーアタッチメントを使用した場 合が 96.3%,3 報告からボールアタッチメントを使用 した場合は 95.2% と算出している.さらに,それ以外 のアタッチメントを使用した場合は,マグネットを使 用した場合の報告はなく,ロケーターを使用した場合 が 100% 55, 56)と報告されているが,長期経過報告は少な く,また症例数が少ないため今後の報告が期待される. 2下顎の場合: 下顎インプラントオーバーデンチャーについても上 顎と同様に多くの臨床研究により報告されているが, 5年以上の長期経過において 94.5%50)~ 100%48)と 上顎に比べて生存率に大きな差は見られない.インプ ラントアタッチメントによる生存率を比較した場合, 主にバーアタッチメント,ボールアタッチメント,マ グネットアタッチメントが使用されており,Davis ら57)は5年間での生存率がボールアタッチメントで 96.2%,マグネットアタッチメントで 91.7%,Naert ら58)は10年間においてボール,バー,マグネットの すべてで 100% と報告している.また,インプラント の本数と生存率の違いについては,前述の2つのコン センサス5–7,53)に示されているようにほとんどの報告 が 2 本のインプラントを支台として使用しているが, Batenburg ら59),Visser ら60),Meijer ら61)がそれぞれ

3 年,5 年,10 年間にわたり 2 本の場合と4本の場合 を比較しており,両者の間に有意な差は見られなかっ たと報告している.また,Walton ら62)は1本と 2 本 の場合を比較し,1 年間で両者とも生存率は 100% で あったと報告している. 以上のように,天然歯の支台の場合にはう蝕,歯周 疾患が,インプラントの支台の場合には埋入部位によ り生存率は影響を受けると考えられる.

4)アタッチメント

Q:支台装置(アタッチメント)にどのような差が あるか,どのように選択すべきか?

A:それぞれに適応できる条件が異なり,単なる比 較は無意味であり,同一症例における選択では利 点と欠点を考慮して選択するべきである.

2013 年末で Pub-Med で検索するとインプラント オーバーデンチャーのアタッチメントに関する比較研 究は約 50 論文ある.その多くが模型実験による維持 力の比較,維持特性の比較,臨床的には患者満足度の 比較,問題事象(周囲骨の吸収を含む)の発生頻度の 比較などである. 模型実験では維持力の大きさが主に検討され,ボー ル,ロケーター,バーのように金属や弾性材料でアン ダーカットをつかむタイプのアタッチメントの場合に は初期の維持力が大きくても継時的に減少するが,磁 性アタッチメントではほとんど変化しないことが明ら かにされている63).

臨床的な比較では Neart ら64)の報告では磁性アタッ チメントの維持力の低下が示されているが,義歯床の 回転沈下による位置ずれが原因であったことが推定で きる.

Ellis ら65)のボールアタッチメントとマグネットア タッチメントの比較研究では,ボールアタッチメント に対する患者満足度が高かったものの,被験者の 3 分 の 1 が最終的に磁性アタッチメントを選択している. また Akca ら66)の早期荷重 1 回法によるインプラント オーバーデンチャーにボールアタッチメントとロケー ターアタッチメントを用いた 5 年間 19 症例の RCT の 報告では,両者の成績に大きな差はないものの,骨吸 収や問題事象の発生頻度はややボールアタッチメント で多くみられたとされている.Al-Zubeidi ら67)の 5 年 経過症例に関する研究結果においては,5 年後には患 者満足度においてアタッチメントのタイプによる差は なかったと報告している.

Trakas ら68)のレビューにおいては文献をもとに,1 インプラントの生存率,2インプラント周囲骨の吸収 量,3軟組織の変化,4維持,5応力の分散,6必要な スペース,7問題事象,8患者満足度,をもとにアタッ チメントを選択することを提唱している. しかしながらこれまでの研究結果にはあまり共通性 があるとは言えない.これは単に同じアタッチメント というカテゴリーには含まれるが性質の異なるものを 同列に比較していることが原因であり,今後はアタッ チメントの高さ,幅,さらに埋入位置を少なくとも同 一にして検討する必要があると考えられる.

5)患者満足度(維持,安定を含めて) Q:オーバーデンチャーの患者満足度は高いか?

A:満足度は高いといえる.

Ettinger と Jakobsen69) は,天然歯を支台とした オーバーデンチャーの患者満足度を予測するには, その維持と外観が指標となることを報告している. Wismeijer ら70)は,従来のコンプリートデンチャーで は難症例とされたインプラントオーバーデンチャー 64 症例において,装着 6 年後までの経過において 95% の症例で満足が得られたと報告している.Feine ら71) は固定性と可撤性のインプラント上部構造の比較をク ロスオーバーの形式で,患者がどちらを選択するかを 検討した.その結果では可撤性を選択したグループの 年齢は高く,外観や安定性よりも清掃性の容易さを最 も重視したとしている.Boerrigter ら72) は 130 名の 被験者による RCT でコンプリートデンチャーとイン プラントオーバーデンチャーの満足度を比較している が,顎堤がより吸収している症例においてインプラン トオーバーデンチャーによって満足度を向上させたと している.

さらに Walton ら 62)は,インプラントオーバーデン チャーの支台となるインプラントが 1 本の場合と 2 本 の場合について RCT を 86 症例で実施しており,装着 1 年では両者の満足度には差がなかったとしている. また Thomason73)は,インプラントオーバーデン チャー装着後の患者満足度と口腔関連 QOL について 10 論文 7 つの RCT によるメタアナリシスを行ってい る.その結果,インプラントオーバーデンチャーはコ ンプリートデンチャーに比べて高い患者満足度と口腔 関連 QOL を示したとしている. 以上のようにオーバーデンチャーはコンプリートデ ンチャーに比較して患者に満足度を与えうるものであるが,満足度を高めた要因が維持なのか安定なのかは まだ明確にされていない.

6)咀嚼機能,咬合力

Q:オーバーデンチャーは咬合力,咀嚼能力(能率) に関して通常のコンプリートデンチャーと比較し て優れているか?

A:オーバーデンチャーはコンプリートデンチャー よりも優れているが,その要因としては義歯の安 定があげられる.

(1)天然歯支台のオーバーデンチャーの場合 天然歯支台のオーバーデンチャーについては咀嚼 能率を比較した報告は少ない.Fontijn-Tekamp ら74), Rissin ら75)は天然歯列とコンプリートデンチャーと オーバーデンチャーの 3 種類を比較し,オーバーデン チャーは天然歯列には劣るがコンプリートデンチャー よりはすぐれていたと報告している.さらに,Chen ら76)はインプラントオーバーデンチャー,天然歯支台 のオーバーデンチャー,コンプリートデンチャーを比 較し,両オーバーデンチャーに差はなく,両者ともに コンプリートデンチャーよりはすぐれていたと報告し ている.

(2)インプラントオーバーデンチャーの場合 インプラントオーバーデンチャーと一般的なコンプ リートデンチャーとの咀嚼能率の比較は以前から行わ れており,Garrett ら77)は両者に差はないと報告して いる一方で,Geertman ら78),Pera ら79),Bakke ら80) は前者が後者よりもすぐれていると報告している.ま たさきの Fontijn-Tekamp ら74) がコンプリートデン チャー,インプラントオーバーデンチャー,天然歯列 について咬合力と咀嚼について比較検討した結果によ れば,咬合力は天然歯列,インプラントオーバーデン チャー,コンプリートデンチャーの順に小さくなった. しかし咀嚼能率に関しては残存する顎堤の高さに大き く影響され,インプラントオーバーデンチャーはコン プリートデンチャーで残存顎堤の良好なグループと吸 収したグループの中間に位置したとしている. さらに短縮歯列(shortened dental arch: SDA)の 場合には健全歯列とほぼ同様な咬合力は示したが,咀 嚼能率は低下した.いずれのグループにおいても最大 咬合力と咀嚼能率との間には有意な相関がみられたと している.このことは咀嚼に関してインプラントオー バーデンチャーがコンプリートデンチャーに勝るのは

顎堤が不良な場合に限るという Kimoto と Garrettt 81) の報告もこれを裏付けている. また,アタッチメントの種類による咀嚼能率につい ては,van Kampen ら82)はボール,バー,マグネット の 3 種類のアタッチメントを比較し,3 者の間に違い は見られなかったと報告している.インプラントの本 数による違いについて,Geertman ら78)は 2 本と 3 本 のそれぞれバーアタッチメントを使用した場合につい て比較し,両者に差はなかったと報告している.以上 のことからインプラントオーバーデンチャーの咀嚼能 率についてはアタッチメントの種類やインプラントの 本数に関係なくコンプリートデンチャーよりもすぐれ ており,特に顎堤吸収の大きな症例にはその効果は高 いと思われる. これらの結果からも,オーバーデンチャーにおいて も安定が重要な因子であり,特に顎堤の形態が不利な 場合には義歯そのものが安定するように設計製作する ことの重要性がわかる.

7)術後の問題事象とメンテナンスの必要性

Q:オーバーデンチャーは術後の問題事象の発生頻 度は高いか?

A:問題事象の発生頻度は高いが,発生を抑制する 方法は存在する.

術後の問題事象には生物学的なものと,機械的なも のがあるが Walton と MacEntee 83)もまた,29 症例の インプラントオーバーデンチャーの最長 3 年経過にお いて,修理の頻度が高く,義歯のメンテナンスが必要 となることを指摘している.Goodacre ら52)もインプ ラント上部構造のなかでもインプラントオーバーデン チャーに関わる破折等の問題事象の発生頻度が高いこ とを報告している. これらの最大の要因は効果的な補強がなされていな いことであり,2009 年の AO のコンセンサス84)にお いても指摘されている.これに対しては,顎堤頂 85)な らびにインプラント上を走行する立体的補強構造86) を設定することが有効な予防手段であり,Rentsch- Kollar ら87)は下顎インプラントオーバーデンチャーの 10 年における経過観察の結果では,補強構造を付与し ていたために破折等の事象はほとんどなかったと報告 している.

セラミック治療QA 2|東京/墨田区/江東区

2017年03月8日

Q:神経を抜いてしまったのですが、どうすれば白くなりますか?


歯を白くしたい場合、まずは歯のホワイトニングが挙げられますが、ホワイトニングは神経のある状態のご自身の天然の歯に有効な治療方法です。神経のない歯にホワイトニングをすることはできますが、効果は出にくく、変化がない場合もあります。微量に白く変わったとしてもすぐに元のお色に戻ってしまうことが多く見られます。また、神経のない歯は年月とともにだんだんと黒く変色してしまい、審美的に問題が出てきます。変色が進んできますと、ホワイトニングをしても効果はありません。また、神経を取った歯をそのままにしておくと歯が脆くなって欠けたり折れたりしてしまうことがあります。歯の根っこから割れてしまった場合は抜歯をしなくてはならないこともあります。審美的な要因だけでなく、そういった状況を防ぐためにもホワイトニングではなくセラミックでの治療をおすすめします。
歯を削った中にグラスファイバーの白い土台を立てて補強し、その上にセラミッククラウンをかぶせます。ホワイトホワイトで使用するクラウンは、オールセラミックタイプですので、変色・変形などの経年劣化を起こさず、金属は一切使用していないので歯ぐきの黒ずみも引き起こしません。また、自然なつや感と透明感を持っている素材なので、元々のご自分の歯と見分けがつかない程美しく仕上がります。他のまわりの歯をホワイトニングで白くした後に、その白さに合わせて神経のない歯にオールセラミッククラウンをかぶせて頂くときれいに仕上がります。その場合、治療は同時進行で行っていくことが可能です。
当クリニックでは仕上がりの見た目のきれいさの追求はもちろん、お食事をきちんと取れるよう噛み合わせの調整をしっかり行い、機能的な面も重要視しております。
神経のない状態の歯は通常よりも脆くなっているので、早めに治療をお勧めしております。

Q:歯並びを治したいのですが、矯正は時間がかかるので、したくありません。他にどんな方法がありますか?


「歯並びをきれいにしたいけど矯正装置はつけたくない」そんなご要望をお持ちで、ホワイトホワイトにご相談される方がとても多くいらっしゃいます。
矯正装置による歯並び治療は完了までの期間が約1年半~2年と長く、問題点も多くあります。ホワイトホワイトでは、矯正装置を付けずに歯並びを治すセラミック治療をご提供しています。
矯正治療の問題点とは、「見た目が気になる」「痛みや違和感がでやすい」「虫歯になりやすい」などがあります。
ホワイトホワイトは歯の並びだけを整えるのではなく、お顔のバランスに合わせて歯並びを調整します。
顔の中心線(正中線)に歯軸(しじく:歯の中心線)を合わせたり、目と唇のラインと歯の先端のラインを合わせます。お口を開けたときに、もっとも美しく見えるようなバランスで、歯並びを仕上げます。
矯正装置をつけずに行うセラミック治療の最大のメリットは、歯並びを整える際に同時に歯の色や形もキレイにすることが出来る点です。
歯並びが乱れてしまっている状態は、歯の大きさが顎の大きさに合っていない場合も多くあります。歯のサイズを整えることで、見た目にもより美しく歯並びを整えることが出来ます。
また、歯が重なっていることで歯磨きが難しく、歯が黄ばんでしまっているケースも多くあります。歯の色を透明感のある白さに仕上げることで、よりお口元を美しく見せることが出来ます。
矯正装置を付けての治療では、期間が長くかかってしまうというデメリットがあります。歯並びをまとめてキレイにしたいとご希望の方には、優先的に診療のご予約をお取りできるようにしています。
「1回の時間を長くしたい」「3回先の予約までおさえたい」などのご希望にもお応えします。早く歯並びをキレイに治したいとご希望の方に、ぴったりの診療プランをご提供します。
セラミック治療では、高度な技術と高品質な素材が求められます。歯ぐきの0.5mm内側からセラミックを立ち上げる技術、細かな色味のグラデーションと先端に透明感を施したオールセラミッククラウン、より美しく仕上げるために裏側やコア(芯)、セットする接着剤にまでこだわっています。より自然な美しさに仕上がるようにセットを行います。
当院での歯科治療は、見た目のみを重要視する治療ではありません。中心咬合位・前方運動・側方運動時などの噛み合わせチェックを行い、見た目だけでなく、機能的にもしっかりとした歯並びを構築します。治療後にもセラミックを長くお使いいただくために、半年に1回のチェックを行っておりますので、ご安心ください。

Q:差し歯をしていますが、歯茎が黒ずんで悩んでいます。どうすれば治りますか?


以前にセットした被せものや土台にプラスチックや金属が使用されていたりすると、それらの成分が元となって、歯と歯茎の間を黒く変色させてしまうことがあります。この黒いラインをブラックマージンと呼びます。
状態や程度、治療後の期間は様々ですが、治療を行った歯の根元が黒くなってしまったと、ご相談に来院される方はとても多くいらっしゃいます。虫歯などとは違って痛みはありませんが笑ったときなどに目立ってしまうのできれいにしたいと皆さまご希望されます。
原因は様々ありますが、もっとも多いタイプは、被せものの裏側が金属で構成されているものをセットし、治療後歯茎が下がったりしてしまうことで、金属部分が露出して見えるものです。他にも、土台部分に使用された金属の成分が歯茎に流出して歯茎を変色させてしまったり、被せものをセットする際に歯茎の内側に適切にセット出来なかったりしたことも原因になります。
これらの状態は、被せものと土台にまったく金属やプラスチックを含まないものを再セットすることで、元の健康的な歯茎に戻すことが出来ます。またホワイトホワイトでは、専門医が被せものを歯茎の内側0.5mmにセットしますので、自然で美しい状態に仕上げることが出来ます。
流れとしてはまず現在のお口の状態を確認し、黒ずみの原因となっているものを探します。基本的には神経もしくは土台、被せものの再治療を行います。
治療に用いる素材は、被せものは金属やプラスチックを含まないオールセラミックのものです。土台にも金属を含まない、グラスファイバー製の白いポストコアを使用します。
治療を行う過程で歯茎の色は回復し、終了する頃には、歯の根元や歯茎の変色は改善されています。元の自然で健康的なお色に戻り、セットした歯は白く明るい、自然な透明度を持った仕上がりになります。
セラミック治療を行う際に、歯茎の内側0.5mmから立ち上げたり、セラミックの根元から切端部への細かな色味のグラデーションにこだわったりと、高度な技術と良質な素材のみをご提供しています。施術は経験豊富なドクターが直接行い、お顔や唇のラインに合わせて、もっとも美しく見える状態に仕上げています。

Q:差し歯と歯茎に隙間があるのですが、どうすれば治りますか?


「差し歯」は、現在の歯科治療では使われなくなった古い言葉です。正式名称は「歯冠継続歯(しかんけいぞくし)」といい、差し歯はその俗称として広く親しまれていました。根っこ(歯根部分)に差し込むようにして人工の歯をセットする治療方法だったため、差し歯という名前で広まったと言われています。現在は「差し歯治療」と呼びながらも、治療方法はクラウンによるかぶせ物の治療を行っているクリニックがほとんどです。
差し歯の治療法は、神経を取り除いたところに、人工の歯に支柱を立てたものを差し込むようにセットします。人工の歯と支柱はセットになっており、特殊な接着剤で歯根部分にセットします。
差し歯治療が無くなってしまった理由として、根っこが割れてしまったり、人工の歯が取れてしまうなどの弊害が多かったことが挙げられます。また根の治療が不十分なために治療後数年経って痛みが出たり、ご質問の様に差し歯をセットした部分のすき間に虫歯が出来てしまうケースも多く見られます。
ホワイトホワイトで行う治療法は、まず神経を取り除いた部分をきれいに消毒し、グラスファイバーなどでまず「土台」を立てます。「土台」の上に「かぶせ物」と言われるクラウンを特殊な接着剤でセットします。「土台」と「かぶせ物」の2段構造になることで、より精密な治療を行うことができ、セットした時の安定感も格段に上がりました。今では「差し歯治療」と言っても、このように土台とかぶせ物により治療を行う治療法が主流となっています。
ホワイトホワイトでは差し歯の再治療に、土台には白いグラスファイバーを立て、クラウンの素材には金属やプラスチックを含まないジルコニアを使用しています。また歯茎の0.5ミリ内側から立たせる事でご自身の歯と見分けがつかないくらい自然な仕上がりをキープすることが出来ます。この様に審美歯科は見た目はもとより機能的にも優れた治療をご提供しています。
治療後も長く美しい状態をキープされたい方は、オールセラミックのクラウンに、グラスファイバー製の土台を選択される審美歯科の治療法をお勧めします。

Q:差し歯の変色が気になります。この場合、どのような施術内容になりますか?


保険の差し歯の場合、経年劣化により変色を起こし、周りの歯の色と差がでてしまう事があります。当院で使用するクラウン(被せ物)は、自費診療であるオールセラミックのタイプです。変色・変形などの経年劣化を起こさず、歯茎の黒ずみも引き起こしません。また自然なツヤと透明感を持っている素材なので、審美的にご自分の歯と見分けがつかない程、自然に、美しく仕上がります。
オールセラミッククラウンとは、クラウンの素材すべてにセラミックのみを使い、金属やプラスチックを一切含まないクラウンを指します。プラスチックが引き起こす変形・変色や、金属が引き起こす歯茎の黒ずみを防ぎ、金属アレルギーの方にも安心してご使用頂けるクラウンです。
ホワイトホワイトではドクターの高い技術力により、歯茎の0.5mm内側からクラウンを立ち上げることが出来ます。歯茎のラインよりもわずかに低い位置の歯を削ることで、歯茎の内側にクラウンを入れ込むことが出来、自然に生えているように見せることが出来るのです。より自然に近い状態にするため、この0.5mmにこだわっています。
また歯の色は、一色ではなく歯の根元から先にかけて、何層もの色がグラデーションのように重なっています。
オールセラミッククラウンにより、この何層ものグラデーションを再現し、周囲に合わせた自然な色みを表現するのでご自分の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりになります。歯の構造上、先端部はエナメル質が厚いため、透明感があります。この透明感をオールセラミッククラウンで再現することで、より自然な状態に仕上げることが出来るのです。
オールセラミッククラウンは、裏側も自然な白さに合わせます。歯の裏をのぞき込んだら金属が見えるということもなく、安心してお口を開けられます。
ホワイトホワイトでは土台はグラスファイバー製のファイバーコアを使用しています。
この土台に透明感のあるセラミッククラウンを被せると自然な白さが透けて見え、ご自分の歯の様に仕上がります。金属を含んでいないため、変色や歯茎の黒ずみを引き起こす事もありません。

Q:歯周病でもセラミック治療はできますか?


その場合は、まず歯周病の治療をおこなってからセラミック治療に移ります。
歯周病は細菌の感染によって引きおこされる歯茎の炎症のことです。歯と歯茎の境目の清掃がきちんとできていないと汚れや細菌が溜まり、歯茎が炎症を起こし腫れて赤くなり、少しの刺激でもすぐに出血します。更に症状が進むと歯茎が後退してきて歯が長く見える様になってきます。最終的には歯を支える土台となる歯が溶けて歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。
そうさせない為にも毎日のブラッシングがとても重要になってきます。特に歯と歯茎の境目は念入りに行ってください。普通の歯ブラシでは届きにくいので毛先の細い専用のブラシで丁寧にケアしてください。
ある程度、歯茎の炎症が治まったらセラミック治療に進む事ができます。当院で使用するクラウン(被せ物)は、金属やプラスチックを含まないオールセラミックのタイプです。変色・変形などの経年劣化を起こさず、歯茎の黒ずみも引き起こしません。また自然なツヤと透明感を持っている素材なので、審美的にご自分の歯と見分けがつかない程、自然に、美しく仕上がります。またドクターの高い技術力により、歯茎の0.5mm内側からクラウンを立ち上げることで自然に生えているように見せることが出来るのです。当院ではより自然に近い状態にするため、この0.5mmにこだわっています。
さらに、歯の色というのは一色ではなく歯の根元から先にかけて、何層もの色がグラデーションのように重なっています。当院ではオールセラミッククラウンを選択することにより、この何層ものグラデーションを再現し、周囲に合わせた自然な色みを表現するためご自分の歯と見分けがつかない程、自然な仕上がりを心掛けています。内側の土台にはグラスファイバー製のファイバーポストコアを使用しているのでこの土台に透明感のあるオールセラミッククラウンを被せると、自然な白さが透けて見え、ご自分の歯のように仕上がります。
この様に、オールセラミックタイプのクラウンは金属を含んでいないので、変色や歯茎の黒ずみを引き起こすこともなく美しい歯を長期間にわたりキープすることができます。

Q:ブリッジをしている歯のうち、1本だけ欠けてしまいました。この場合、全てやり直さなければならないのですか?


小さく欠けた場合はその部分を研磨して形を修正することも可能ですが、基本的には欠けた部分のみを修復することは出来ませんので、ブリッジの再治療になります。ブリッジすべてを削ってはずし、新しいブリッジをお作りします。
ブリッジには色々な材質があります。耐久性が求められるブリッジ治療の場合、ホワイトホワイトでは酸化ジルコニウムから作られているジルコニア製のブリッジを使用しております。ジルコニアは審美性に優れ、金属よりも硬く、耐久性に優れているという特徴があります。ジルコニアは天然歯のような美しさと、金属の3倍もの硬さを兼ね備えた素材なのです。お口の中の状態に合わせて最高の治療と材料をご提供しております。

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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