虫歯菌検査
2022年05月27日
(治療前のミュータンス菌)
(治療前のラクトバチラス菌)
当院ではラバーダムや顕微鏡を使用した精密治療を行う前に、精密検査を行います。その項目の一つとして虫歯菌の培養検査があります。
お口の唾液中から細菌を採取し、ミュータンス菌とラクトバチラス菌を培養します。
保険の樹脂や銀歯の段差、銀歯自体のプラークを引きつける力、セルフケアが出来てないところ、歯の傷が付いているところなどに細菌は住処とし繁殖しています。
虫歯菌検査は現在、どのくらいリスクがあり、改善をどのようにすれば良いかの指針となります。
(治療後のミュータンス菌)
(治療後のラクトバチラス菌)
お口全体の保険の樹脂や銀歯を除去やセルフケアの改善を行う事で細菌の繁殖を抑えることができました。適切な治療を行うことが非常に重要となります。
虫歯や歯周病は細菌感染との戦いになります。セルフケアの改善と除菌、細菌の付着しにくいマテリアルや、段差などの細菌の住処を作らない事によって細菌の繁殖を抑え再度虫歯にならないように当院は計画を立てていきます。
リスク)虫歯菌は常在菌の一つのため、歯の修復を行なった場合に必ずしも虫歯菌がゼロになるわけではありません。
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電話でのご予約は 03-6659-2934
根管治療後の骨の再生
2022年05月24日
神経が感染し根の尖端の骨を溶かしています。この歯の中の感染物質を除去し、尖端の骨の再生を促す治療を感染根管治療と言います。この病気の厄介なところは、歯周病と同様に痛みが出る場合もありますし、痛みがない場合もあります。
しかし、痛みなどの症状がないからといって、この感染を放置しておくと、隣の歯まで波及し隣り合う歯の神経を感染させてしまったり、骨が溶けきり歯が抜けてしまったりであったりと、大変な状況に陥ってしまいます。
精密根管治療にて細菌を除去し、根の薬を入れた直後はまだ完全な骨の再生は起こりません。
6ヶ月〜1年ほどかけて骨の再生が起こります。適切な時間を確保し、顕微鏡やラバーダムをちゃんと使用した、精密根管治療により根の中の細菌感染がなくなれば後は体が勝手に治してくれます。あとは、被せ物をきちんと入れる事と、セルフケアの徹底にて長期の保存を目標とします。
リスク 極端に硬いものを噛むと取れたり、かける可能性があります。
ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療は自由診療となります。
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菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
ラバーダム防湿を行う歯科治療
2022年05月16日
一枚のゴムのシートをかけることで歯科治療はとても近代的な治療が可能になります。
ラバーダム防湿により、マイクロスコープでの治療をオリティー高く安全に行えます。
確実な虫歯除去と接着操作が可能となります。 2本の虫歯を除去し樹脂を詰める治療に2~3時間程度要します。
細菌感染から歯の内部を守り、近代的な根の治療も可能になります。根の治療は一回あたり1時間半〜2時間程度を要します。
確実な接着はセラミックの接着強度を担保することができます。このセラミックを歯に付けるだけで2時間のお時間を確保しています。
これらの治療において、全ての工程を確実に行うために一回あたりの時間が非常にかかります。そのために自由診療となります。
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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義歯治療を行う意味
2022年05月16日
入れ歯をご希望されて来院されました。
まず虫歯や根の感染を治療し、お口の中の状態を整えます。
その後、歯に負担がかからないよう設計されたフレームを製作し義歯を製作します。
義歯が完成しました。
現状では残っている歯だけで食事をする事ができるかと思いますが、少ない歯での咀嚼等は歯への負担は想像を絶するものがあり、歯の早期喪失につながります。
そのため、義歯を入れる事で、残っている歯の負担を分散させ、お口の中の延命を行い総入れ歯になってしまうのを防ぐ事を目的とします。
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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咬合の可視化、デジタル化
2022年05月14日
当院は長らく歯科業界ではブラックボックス化としている噛み合わせについてデジタル化し可視化を行っています。咬合に関してはその特性上、確固たるエビデンス(証拠)が少なく、そのため特に日本の歯科では,たまたま上手く行った成功体験をさも全ての方に応用できるかのように流布し、それに習って応用するなど,ある種の宗教的な考えにより噛み合わせ治療が行われてきた感が一部にはあります。
デジタル機器の導入により、その方の状況を把握し、その方に合った治療法を考える事が可能になりました。
口腔精密検査項目としてデンタルプレスケールにて咬合の力、重心
バイトアイにて上下の歯の合わさる位置と面積をコンピューター解析を行い治療の計画を行います。
咬合器装着による模型分析、中心位評価も含め、咬合の可視化により出来る事と出来ない事の線引きや、従来のカンに頼っていた部分を明確にすることができます。
現代の歯科医療は手術用顕微鏡と口内細菌の培養検査、咬合の可視化により、悪くなった理由とその改善方法、そして十分な結果予測を持って歯科治療の計画が可能となりました。
よくわからないけど虫歯ができやすい、昔より食事がしにくい、歯周病と言われているがどうしたら良いか分からないなどのお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
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