歯周初期治療とは
2020年07月27日
残念ながらセルフケアをしっかり行わないと自由診療で精密に歯の修理をしたとしても再度虫歯になってしまいます。お口の中の酸性度が常時高ければ接着剤が溶け、被せた歯が取れます。天然の歯を削らずに、いくら残した修復をしても、セルフケアが悪ければ残した天然の歯は虫歯になります。虫歯や歯を失うことになった原因が生活習慣とセルフケアが原因で起こっているのに、そこからは目を逸らし、歯医者側の顕微鏡やラバーダムを使っているなどの技術にだけ注目し上手い下手だけを評価し、自分自身の生活習慣とセルフケアの評価と改善を行わなければ永遠に色々な歯医者を渡り歩き、常に歯の修理に追われ、最後は入れ歯やインプラントのスペシャリストを探す羽目になるでしょう。
初期治療とはそのような悪循環を断ち切るために、その方に合った必要な歯の清掃方法と、口腔環境の整え方を寄り添い改善するために行う治療になります。
歯医者のオススメの清掃道具をいくら用意したからと言って、使い方が正しくなければ機能しません。たとえ1日30分歯を磨いていても適切に正しく歯に当たっていなければ虫歯になります。
そこで衛生士が適切に正しい清掃用具の使い方をお伝えする必要があります。
歯科衛生士は本来ブラシでくるくる歯を磨いてくれるお姉さんではなく、衛生管理と指導を行う国家資格です。ましてや、保険で忙しい歯医者の説明の肩代わりや、削った穴の穴埋めを行う資格ではありません。
当院の自由診療で行う初期治療では有資格者の人間が1回あたり約90分の時間をあなたの為だけに時間を確保し、多くの回数を重ね口腔環境の改善に寄り添います。