セラミックによる見た目の改善|東京/墨田区/江東区
2019年12月22日
前歯の見た目を改善したいという、ご相談で来院されました。
そこでセラミックによる前歯の見た目の改善をご提案させていただきました。
当院では術前にドクターがワックスアップ(型取りを行なった石膏模型上でのシュミレーション)を行い診断を行います。多くはこの工程を行わなかったり、行なったとしても技工士に丸投げしてしまうクリニックが大半です。
しかし、施術をするドクターが自らワックスアップを行い、治療のシュミレーションを行うことで、最小限の切削量や効率の良い治療の順番など多くの情報を得た状態で施術が可能になり、術中のトラブルや患者様の負担を最小限にすることが可能になります。
歯を全く削らずに、仮歯に置き換えます。そのため、ゴールが患者さんが想像したものと違った場合はそのまま外して元に戻すことが可能です。
この仮歯の状態で、しばらく生活を行なっていただき、発音や食事、見た目の問題がクリアできたら、最終的なものへ移行します。
仮歯の大きさから逆算して、削る量が決まります。殆ど天然の歯が露出せずに済みました。
殆ど、歯を削らないため非常に薄く繊細なセラミックになります。このようなセラミックは時間をかけ慎重に装着しなければ割れてしまいます。
今回のように薄いセラミックを歯に強固につける方法は手間と時間がかかりますが、歯の切削量が少なくてすみ、被せ物が取れる事も少ない方法になります。
当院では不用意に神経を取ったり、不用意な歯の削除、抜歯が伴う場合はセラミックによる見た目の改善(俗に言うセラミック矯正)に関しては否定的ですが、矯正を併用し歯の削除量を最小限に抑えられる場合や、今回のケースのように歯の削除量も少なく、見た目だけでなく、発音や食事のしやすさの面でも改善がみられるような、セラミック治療矯正は非常に有効な治療法となります。
このような審美改善をやるかやらないかの判断として重要なのは、得られるメリットに対してのコスト(時間、費用、歯の切削など)が適性かどうかを判断しての治療介入となります。
before
after
前歯の見た目の改善ができました。あとはメンテナンスにて長期に使用できるようサポートを行います。
リスク・極端に硬いもの等を噛むと欠けるリスクがあります。
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