仮歯
2024年03月15日
仮歯を装着し、エンベロープオブファンクション、アンテリアガイダンス、顔貌、審美、咬合接触等を評価します。
仮歯はセラミックを入れるまでの繋ぎだけではありません。
コイスデントフェイシャルアナライザーを使い、咬合に装着することで顔貌との調和した前歯を設計することができます。
仮歯を調整しながら、噛み合わせが安定したところでセラミック等に置き換えます。仮歯が修復治療においての肝となります。
仮歯で一度、口の中で新たな修復物が調和をするかを確認しなければ、新たな健康的代償を払うことになります。
よって、当院では奥歯も含め、一度の通院で終わる安易なセラミック修復は行なっておりません。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
診療予約はこちらから※予約枠が埋まっていてもお電話いただければ対応できることもあります
電話でのご予約は 03-6659-2934
菊川駅前歯科のホームページはこちらから
菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
オクルーザルベニアレストレーション(エナメル質を温存したセラミック治療)
2024年02月24日
歯医者が考えるなるべく削らない虫歯治療というのは何段階かあります。
①黒い部分はあるが、進行がエナメル質範囲内で、細菌や生活習慣の問題がなく、フッ素イオン導入などを行い、そもそも切削介入をしなくてもよい場合
②象牙質に達したものの、実質欠損が見られない虫歯に対しては樹脂を浸潤させることで、削らずに治療ができる場合 (icon治療)
③実質欠損はあるが、象牙質の裏打ちがあり、十分に強度の担保が可能な歯のエナメル質を温存した状態で削り、樹脂を詰める治療(ダイレクトボンディング)
④ダイレクトボンディングでは精密な歯の根元の立ち上がり等の形態の付与が困難な場合に行う、インレー修復
⑤虫歯の範囲が大きいが、根本のエナメル質は温存できるので、薄いセラミックを接着により乗せる治療(オクルーザルベニア)
黒いからとりあえず削って詰める、外れないように根本まで大きく削ってCADCAM冠を入れるなどを選択してしまうと歯の寿命はどんどん短くなっていきます。
なるべく削らない虫歯治療の目的は、歯の白い部分はとりあえず削らないという訳ではありません。検査からの診断のもと、一つの歯の強度が担保される形で接着修復し歯を延命するということです。
大きく根本まで削ってクラウンにしてしまえば、ラバーダム防湿もぜずとも、とりあえず付けられてしまいますが、セラミックを乗せるだけのオクルーザルベニアに関しましてはきちんとラバーダム等の接着操作を確実に行わなければ、治療が成立しません。
虫歯治療においても歯を延命させるための、様々な治療オプションがあります。
歯の修復を行ない、次に虫歯になった時はさらに大きく削ることになります。そう何回も治療を繰り返す事もできません。1本の歯を治療をする際も、良く考えて、治療法を選択をされてください。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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バイ菌がいっぱいの状態で歯科治療をしても長持ちしません。
2023年06月2日
歯の磨き残し(プラーク)は白く歯と同じ色をしています。プラーク中には細菌が多く存在し、その存在を無視し治療を行うと再度細菌感染の経路となります。
保険の処置では時間とコストの関係上、水でさっと洗う程度でしょうか、しかし、染め出しを行いプラークを視覚化し高圧のパウダー洗浄を行わないとプラークは除去できません。また、それを行うにはラバーダム防湿を行なっておかないと、パウダーが歯茎に当たれば出血がしてしまい治療が困難になるため、ラバーダム防湿を必ずしなければなりません。良い材料だけを使っても良い結果には繋がりません。
歯科治療は常にバクテリアとの戦いです。このバクテリアに対して無関心、無防備であれば、たとえ一瞬綺麗に取り繕ったとしても、また、再治療のループに入ります。
保険と自由診療は材料の優劣だけでは有りません。治療時間と術式が異なります。特にこのようなバクテリアに対して十分に注意を払っているかどうかが大きな違いになります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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前歯のセラミック治療
2022年12月26日
劣化した保険のレジン、神経が死んだ為の歯の変色、保険の被せ物の形態不良や合ってない色など、前歯の見た目の改善を希望されました。
右上の変色している箇所は歯の神経が死んでおり、根の先に大きな感染がみられましたので精密根管治療を行いました。
保険の被せ物の中も感染しており、虫歯の除去と精密根管治療を行いました。
ファイバーコアを立てるにもラバーダム防止を行い、根の再感染をせず、きちんと接着しうる環境を作ります。
真ん中の歯は比較的、歯が多く残っていた為、ダイレクトボンデングにて修復を行いました。
他は、残っている歯が極端に少ない為、被せ物としました。
考えなしに全部の前歯を削ってしまえば、見た目を揃えることは容易ですが、このような一つ飛ばしで天然歯と調和させるのは、ちゃんとした技工士に依頼しないと、まず合いません。
支台の検討や、精密な型取り、技工士立会による色合わせなど、配慮するべき事をきちんと行うことで、残っている歯と調和したセラミック修復が行えました。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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全体治療
2022年09月20日
当院では問題点を十分に抽出し、お伝えし、ご希望やライフステージにあった治療タイミングをご提案しております。
当院には、今の状態が非常に不味いと何となく分かっているが、以前の歯医者では明確な納得する説明がなく、どこから何を手をつけて良いのか、分からずお悩みの方が多くいらっしゃいます。
お口の問題は、細菌感染、噛み合わせ、唾液の質、セルフケアの質、食習慣など様々な問題が複合的に起こり、結果、穴があくという現象(虫歯)や痛みとして現れています。
当院では、問題点の抽出と綿密なカウンセリングを行い、最適な口腔改善をご提案しています。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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良い材料とは
2022年09月18日
虫歯が2本ありました。保険の樹脂の中で大きな虫歯になっており、樹脂が外れてきました。
ラバーダム防湿下にて顕微鏡を用いて歯を除去します。
手前はコンポジットレジンにて
奥はジルコニアにて治療を行いました。
当ブログではあまり、材料の優位性を説明する事がありませんでした。
検査を適切に行い、適切に診断し、どれだけ丁寧に精密に治療を行うのかの方が大事だと思っているからです。
磨き残しに反応する、染め出し液を付けても、よく研磨されたコンポジットレジンやセラミックスは非常にプラークの付着が少ないです。天然歯と比べても、全くプラークが付かないです。自由診療のマテリアルはセルフケアをし易くサポートするためにあります。
しかし、優秀なマテリアルであっても、コスト優先のマテリアルでない事、ちゃんと研磨されている、接着されている前提のお話です。
これらは全て歯医者のコンプライアンス次第という所もありますので、近所の適当な歯科医院に入ってセラミックという材料を選べば安心てな訳でもないのが難しいところではございます。なので、あまり材料優位のお話はしておりません。
また、優れた材料であってもセルフケアとメンテナンス管理が適切になされて初めて長く使える人工物となります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
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保険の白い樹脂の再虫歯
2022年06月11日
レントゲンを撮ると保険の白い樹脂の中で虫歯が認められました。
保険の樹脂は中途半端にくっついているため、銀歯のように取れる事もなく、細菌の侵入にも気づかず、レントゲンに写る頃には神経に達する様なとても大きな虫歯になっています。
案の定、虫歯は神経まで達していました。ここまで深くても痛み等は無いことが多いです。
根の上まで細菌は進行し腐っていましたが、尖端の方はまだ神経が生きていましたので保存を試みました
神経を残しMTAセメントにて封鎖しました。
適合のよい被せ物を被せ、メンテナンス時のCTで感染は認められず、良好に経過しています。
リスク 極端に硬いものを噛むと取れたり、かける可能性があります。
ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療は自由診療となります。
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親知らずの移植
2022年06月2日
奥歯二本が折れており残すことが困難な状態でした
インプラントより自分の歯が良いとのことでしたので、上の親知らずを抜いて、奥歯に移植を行うことにしました。
3ヶ月程度、生着を待ちます。
生着を確認後、精密根管治療を行います。
今回はブリッッジによる回復を行いました。
親知らずの移植はインプラントほど高い成功率の治療ではありませんが、ご自身の歯でお口の中を維持したい場合の選択肢の一つとなり得ます。
リスク 極端に硬いものを噛むと取れたり、かける可能性があります。
ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療は自由診療となります。
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ラバーダム防湿を行う歯科治療
2022年05月16日
一枚のゴムのシートをかけることで歯科治療はとても近代的な治療が可能になります。
ラバーダム防湿により、マイクロスコープでの治療をオリティー高く安全に行えます。
確実な虫歯除去と接着操作が可能となります。 2本の虫歯を除去し樹脂を詰める治療に2~3時間程度要します。
細菌感染から歯の内部を守り、近代的な根の治療も可能になります。根の治療は一回あたり1時間半〜2時間程度を要します。
確実な接着はセラミックの接着強度を担保することができます。このセラミックを歯に付けるだけで2時間のお時間を確保しています。
これらの治療において、全ての工程を確実に行うために一回あたりの時間が非常にかかります。そのために自由診療となります。
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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義歯治療を行う意味
2022年05月16日
入れ歯をご希望されて来院されました。
まず虫歯や根の感染を治療し、お口の中の状態を整えます。
その後、歯に負担がかからないよう設計されたフレームを製作し義歯を製作します。
義歯が完成しました。
現状では残っている歯だけで食事をする事ができるかと思いますが、少ない歯での咀嚼等は歯への負担は想像を絶するものがあり、歯の早期喪失につながります。
そのため、義歯を入れる事で、残っている歯の負担を分散させ、お口の中の延命を行い総入れ歯になってしまうのを防ぐ事を目的とします。
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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