お口の専門家が作る
「フルオーダーメイド」マウスガード
「市販」のマウスガードと比べ、
ひと味も、ふた味も違います。
お口の専門家が作る
「フルオーダーメイド」マウスガード
「市販」のマウスガードと比べ、
ひと味も、ふた味も違います。
スポーツマウスガードはラグビーやアメリカンフットボール、アイスホッケー、フィールドホッケー、ラクロス、ボクシング、空手などのコンタクトスポーツで広く使用されています。
マウスガードは強打による衝撃を和らげる効果があり、装着していない場合には歯が折れたり唇や舌、顔面などを負傷したりすることがあります。また、脳震とうなどの発生率や重篤度を低減させることが報告されています。
上記データは、アメリカの中高生のフットボール選手2,470名に対し、マウスガード装着者群と非装着者群に分け、お口のケガの発症率を調査した報告です。
データからも分かるように、マウスガードを装着していた選手群(2,167名)では、ケガの発症率は4%でしたが、装着していなかった選手群(303名)では53%の選手がお口のケガを発症していました。
また、お口や歯を守るという効用だけでなく、マウスガードを噛みしめることで強い瞬発力を生みだし、集中力を高めるということが最近の調査報告から明らかになっています。そのためこれまでマウスガードが普及していなかったスポーツ、例えばゴルフや野球、パワーリフティングなどでも使われ始めています。
マウスガードにはスポーツ用品店などで販売されているものがありますが、「ずれたり」、「はずれたり」することが多く見うけられます。これでは発音がしにくいばかりか、いざというときにしっかりと機能しなくなります。
また、「噛み合わせ」を考慮していないマウスガードは、顎の関節を悪くしたり、プレーに集中できないという問題の他、短期間で穴の開くケースが多く、オーダーメイドで作られるマウスガードと比べ、お口の保護能力は10分の1といわれています。
歯科医院で作製するマウスガードは、市販品のような不都合はなく、しっかりと食いしばれるマウスガードを作製することができるため、安全かつ、体のバランスの向上、筋力アップが見られ、競技の種類によっては、競技能力の向上が認められる場合もあります。
なぜこのような違いが生じるのでしょうか?
端的にお伝えすると、歯科医院では専用の機器を利用することで歯1本1本にしっかりフィットする精度を追求でき、かつ、行うスポーツに適した「噛み合わせ」を調整できるためです。噛み合わせというと専門的になってしまいますが、要は、厚みや高さを微調整することです。
しかし、市販のマウスガードは上記のようなことはできず、どうしても汎用的な形状になりますので、「その方に合った適切な形状」は追求できません。
これが、大きな違いです。
歯科医院で作製するスポーツマウスガードは、1回目のご来院時に歯の型を採り、2回目のご来院時にスポーツマウスガードをお渡しします。2回目のご来院から7~10日ほどでお渡しすることができます。
マウスガードは、一度作れば一生使えるというようなものではありません。それどころか、種目や個人の噛み癖などによっては、1シーズンももたない場合さえあります。ラグビーやサッカーは普通1シーズンもちますが、空手やボクシングといった格闘技では、マウスガードの寿命は短いようです。逆に、ゴルフや野球では、2年という長寿の例もあります。ただ慎重に考えれば、やはり1年に1回はすり減りや、破損を歯科医院でチェックすることをお勧めします。
また、日ごろのお手入れですが、使用前と使用後には水ですすぎ洗いを行ってください。そして、装着前には 歯磨きをきちんと行うことが大切です。保管の際は、通気口が開いている頑丈なケースに収納してください。
そして、マウスガードの変形を最小限に抑えるため、熱湯や熱くなっているものの表面、直射日光など、高温になる場所に置かないよう注意してください。
失ってしまった歯は二度と戻ってきません。
脳震とうは、記憶力減退、計算力減少、人格異常を起こすことがあります。
マウスガードはこれらの危険性を最小限に留めることができます。
「競技人生」より「人生」は遥かに長いものです。
歯そして体のダメージを極力避けて、競技人生後の生活を快適に送るための保険として、マウスガードを歯科医院で作製することを強くお勧めいたします。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
当院で治療した症例は 治療症例集 をご参照ください。