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歯肉を切らない歯周病治療(非外科治療)

2024年06月21日

衛生士の歯周基本治療後、レーザー、顕微鏡を使用し非外科にて歯周病治療を行いました10ミリ近くあった歯周ポケットも正常範囲の3ミリまで回復しました。

歯周病は顎の骨が溶ける病気のため、視覚的にも分かりづらく、なかなか自覚症状がでない病気です。このような棒がズブズブ入って出血していても痛くない場合がほとんどです。

実際、きちんと歯周病治療をするためには、歯肉の中の歯石を除去する必要があります。抗生剤やうがい薬だけでは治りません。超音波を闇雲に少し当てたぐらいでは歯石は取れません。頑丈に歯にこびりついています

この写真は歯周病が末期で抜歯に至った歯です。

このように、虫歯になっておらず、歯の頭が綺麗なままでも、歯石が根の先に定着し周囲の骨を溶かし切ってしまうと、歯を残すことが困難な場合があります。

ここまで、感染が起きているにも関わらず、体調が悪い時にだけ痛む程度だった、とおっしゃるレベルです。

なので、歯周病は自覚症状がないまま進み、歯のグラグラや痛みなどで気づいた時には手遅れになっていることが多い病気です。

 

長年、毎月、歯医者に30分ぐらい歯を洗いに行っていたのに歯周病になってましたという方が少なからずおられます。そのような問題は費用のクレームを回避するために検査やレントゲン撮影を行わなかったり、痛みのクレーム回避のため表面を洗っているだけであったり、時間の都合上、十分な衛生指導と行動変容を行えないなどの要因が重なって起こります。

歯周精密検査、細菌検査、細かなレントゲンやCT検査を行うことで初めてまともな歯周病の診断と治療計画が立てることができます。

 

歯周病を治すには(顕微鏡とレーザーを用いた歯周病治療)

2024年02月18日

適切なブラッシングの習得等を行い初期治療の後、顕微鏡とレーザーを用いて歯肉の中の歯石を除去しています。

中等度以上の歯周病の主な感染現場は歯肉の下にあります。

保険診療では経営的なコストパフォーマンスの良さから毎月歯を洗って通わせるのが流行っているため、最近では一見、問題ないように見えて知らない間に歯茎の下の骨が溶けきっているという問題が散見されます。この方も、歯周病だからと言われて、まじめに毎月、歯科医院に歯を洗いに行っていたそうですが、一向になにも良くならないというご相談でした。

歯周病は歯肉と顎の骨を溶かす病気です。その主な原因は今も昔も細菌です。その細菌の住処が歯石になります。歯石が根の先まで蓄積されると、骨の再生が望めなくなり、ただの感染源の塊となった歯の抜歯を検討する必要もあります。

歯の表面だけ磨いたり、サプリや塗り薬、薬の服用だけを行なってもこの細菌の塊をとることはできません。ましてや、盲目下でガリガリやっても、それが健全な組織なのか、感染源なのかもわかりません。

CT等での骨欠損のシュミレーションを行ったのち、顕微鏡での操作がやりやすくするためにオプトラゲート(保険ではまず使われないコストのかかる使い捨ての開口器)を設置し、顕微鏡の倍率と光量を上げながら、残っている歯石を顕微鏡にて確認し除去、確認し除去を繰り返します。歯石は器具を一回突っ込んだだけでは簡単には取れてきません。これを数百円と20分そこらで終えることなどできません。

その後、レーザーを用い、超音波では届かない細菌を殺菌し、膜を作り歯茎を固めます。ここまで、行なって治りを観察してから初めて歯周組織再生療法の必要性を検討します。ここまで、きちんと行なっていれば、オペが不要であることが多くあります。逆に、ここまでをきちんと行った上でのオペでなければ、感染が多く残った状態で、いきなり牛だか豚だかカルシュウムの粉を入れているだけになりますので結果は自ずと予想がつきます。

精密検査で各々の歯の予後判定を的確に行い、適切なセルフケア法を習得したのちに適切な除石と噛み合わせ調整を行い、適切なメンテナンスを行うことで、歯周病治療は治ります。

 

 

 

歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。

最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。

 

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顕微鏡にて行う歯石とり

2023年08月31日

歯石とは磨き残しが3日間とれなかった、プラーク(磨き残し)が蓄積したものになります。最初は歯茎の上にありますが、どんどん歯肉の下に蓄積していきます。歯茎の下に蓄積した歯石は黒くなっており嫌気性菌と言われる、細菌の中でも特に体に害をなす細菌の住処となります。その細菌達が顎の骨を溶かし、歯をグラグラにし、抜歯に至る事があります。この歯茎の中の歯石は注意深く観察しなければわかりません。ほとんどの場合、痛みが出ず、痛みが出始める頃には歯を残すか残さないかを検討しなければならないほど歯周病が進行している状況になります。

セルフケアと歯肉の上のケアができて初めて、顕微鏡にて観察する事で、歯茎の中の歯石の中の歯石をきちんと把握し取ることができます。

中程度〜重度の歯周病になりますと、90分程度のアポイントでやっと奥歯4本の歯石を認識できて、きちんと取れるのですから、ちゃんとやると、非常に時間のかかる治療となります。

保険で毎月、歯を洗っているけど歯周病が治らないという方のご相談を良く受けますが、20分そこらで全部の歯を洗ったとて歯茎の中の歯石は取れませんし、存在していることも分からないでしょう。

歯科の材料や器具は進歩しており、保険の短時間の処置でも、とりあえず、取れないようにする、とりあえず痛みが出ないようにするなど、患者さんには一見治ったように見せかける事が可能になりました。ただ、本質的な事は変わっておらず、取れていなくても中で虫歯は進行しますし、痛みがなくても歯石が蓄積します。適切な時間をかけて、適切な治療を行わなければ抜本的な解決にならないのが現実です。

 

 

歯周病(歯肉炎および歯周炎とも呼ばれます)と全身の健康には密接な関係があります。歯周病は口腔内の問題として始まりますが、それが進行すると全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。以下は、歯周病と全身の関係についてのいくつかの重要なポイントです:

  1. 炎症と全身炎症: 歯周病は口腔内の細菌感染による慢性的な炎症を引き起こします。この炎症は全身の炎症反応を活性化させ、心臓病、糖尿病、脳卒中、関節炎などの慢性疾患のリスクを増加させる可能性があります。
  2. 心臓病: 歯周病と心臓病の関連性が研究されており、歯周病の患者は心臓病の発症リスクが高まる可能性があるとされています。歯周病の炎症が全身の血管に影響を与え、血管内に脂質が蓄積しやすくなるためです。
  3. 糖尿病: 歯周病が存在すると、糖尿病の血糖コントロールが難しくなることがあります。また、逆に糖尿病の患者は歯周病を発症しやすくなる傾向があります。歯周病が悪化すると、糖尿病の合併症のリスクが増加することが報告されています。
  4. 妊娠と早産: 妊娠中に歯周病が悪化すると、早産や低体重出生児のリスクが高まることがあります。歯周病の炎症が全身に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中の口腔健康は非常に重要です。
  5. 関節炎: 歯周病と関節炎(特にリウマチ性関節炎)の関連性が研究されており、歯周病の炎症が関節炎の症状を悪化させる可能性があります。

これらの関係はまだ研究の途中段階であり、全ての歯周病患者が全身の健康問題を抱えるわけではありません。しかし、口腔健康を維持し、歯周病の早期発見と治療を行うことは、全身の健康を維持するために重要です。歯科医による定期的な検診と歯周病の治療は、全身の健康を支える一環として非常に重要な役割を果たします。

 

 

歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。

最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。

 

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