前歯の見た目改善|東京/墨田区/江東区
2018年07月1日
前歯の見た目を改善したいとのご相談でした。
1番目の歯はダイレクトボンディング にて、2番目の歯は噛み合わせと強度の関係でセラミッククラウンでの治療をご提案させていただきました。
十分なシュミレーションを行い最終的なバランスの診査を行います。
最終的な被せのの大きさに調整した仮歯を2番目の歯に装着します。
仮歯に合わせて1番目の歯のダイレクトボンディング を行います。
ダイレクトボンディング後、型取りを行いセラミッククラウンを製作します。
元々の歯が小さいため表面を一層磨く程度で被せ物が可能です
見た目の改善ができました。
Before
after
この症例の治療内容 セラミッククラウン ダイレクトボンディング
治療費 ¥380,000
リスク 極端に硬いものを噛むと割れる可能性があります。
被せ物の選択|東京/墨田区/江東区
2018年06月29日
やもえず、歯の神経を取った後、殆どの場合、被せ物の選択を迫られます。
「保険適応ですと銀歯です」
「白くしたいなら自費診療です」
大なり小なり、このような説明を受けるかと思います。頻繁に歯科治療を受けられている方は「またか、、、」と思われているのではないでしょうか?歯を白くする事に関心のない方は治療費の安い銀歯でとなります。当たり前の話ですね。
ではなぜ、歯科医院では毎回必ずこの選択を迫られるのでしょうか?
この言葉の裏には有らぬ誤解を生む為、伝えにくい下記のような文言が隠れています。
・「歯の形をしたものを入れるまでが保険適応内です」
・「歯の形態を模したものを装着して機能回復を行い、細菌の感染を予防し、健康な状態を維持する場合は自由診療になります」
保険診療は歯の形をしたものを入れることを保証していますが、そこに予防に対する概念はありません。なぜなら、国の医療費財源の理由から審美と予防は保険適応でないからです。国は医科・歯科共に予防と健康維持は個人の責任としています。
しかし、神経を取るに至った原因、虫歯になった原因は歯垢が元となった細菌感染です。
この細菌感染に対する予防対策を行わなければ、再び歯のトラブルが起きるのは理解に難しくないかと思われます。
歯垢の付きにくさ、審美回復が主な特徴のセラミッククラウン
噛み合わせの回復維持が主な特徴のゴールドクラウン
義歯とのコンビネーションや、複雑な噛み合わせ、審美など複合的な状況に対応する陶材焼付鋳造冠
お口の状態により適応となる材料の違いはありますが、自由診療にて被せ物を被せる場合、次のような再感染を防ぐ処置が共通して行われています。
①接着力を落とさないよう土台を立てて再感染を防ぐ
②精密な適合のよい型取りを行い再感染を防ぐ
③強度の高く、経年劣化の少ない接着材にて装着し再感染を防ぐ
このような細菌レベルの細かいことは、皆様にすぐに理解して頂くのがなかなか難しです。なので、被せる材質の違いが一番わかりやすく、伝わりやすいので主なお話とさせていただくのが現状です。
確かに、保険の銀歯の強度は十分で壊れにくいです、条件が合えば欠点はありますが保険で白い被せ物もできます。しかし、そこには感染予防という概念がすっぽり抜け落ちている事、それは直ちに影響はありませんが、とても大きな違いであるという事をご理解頂けると幸いです。
治療費 ¥150,000
リスク 極端に硬いものを噛むと割れる可能性があります。
歯科ドックのご案内|東京/墨田区/江東区
2018年06月28日
当院では自覚症状のない体の異常を見つける人間ドックと同じように、自覚症状のない歯の異常を見つける歯科ドックを行なっております。
保険適応の検査は「痛い」「腫れた」「取れた」などの起こってしまった疾病に対する検査しか項目はありません。
歯科ドックでは保険による検査で行うことができない「将来起こりうる疾病の予防」「自覚症状のない細菌感染、噛み合わせ」に対する検査を行います。
①保険適応の検査項目
●パノラマレントゲン1枚
お口の中の全体的なレントゲンになります。親知らずや大きく進行してしまっている歯周病、虫歯の大まかな評価を行います。
●歯周病基本検査(28箇所)
1歯につき1箇所の歯周病の進行具合の把握を行います。
●口腔内写真 5枚
お口の中を記録します。
●虫歯検査(視診・パノラマ)
お口の中を観察し虫歯の有無を判定します。
・保険適応の検査項目は症状により変更されます。
②歯科ドック検査項目
●精密レントゲン(12枚〜)
1歯づつの虫歯、歯髄、骨の溶けている具合、詰め物の適合の評価などが可能になります。
●歯周病精密検査(168箇所)
1歯につき6箇所ずつの歯周病の評価を行います。
●口腔内写真(11枚~)
お口の記録を細かくすることにより、磨き残し、噛み合わせ、歯並び、見た目、虫歯などの評価が可能になります。
●虫歯検査(視診・精密レントゲン)
精密レントゲンにより虫歯の検出率が上がります。
●口臭検査
口臭判定機器により口臭の評価を行います。
●模型検査
歯ぎしりや歯並びなどの検査を行います。
●噛み合わせ検査
現在の噛み合わせを記録し、将来起こるであろう問題点の検査を行います。
●顎関節検査
顎関節の触診とレントゲンにて検査を行います。
●審美検査
前歯の軸、見え方、色、唇、顔貌との関係を評価します。
●CT検査(必要に応じて)
3次元的に評価が必要なものに関してはCT撮影を行います。
●歯科ドック発行物(検査結果・治療計画書)
・資料採得、資料説明に2回来院していただき、必要があればその後、治療開始となります
治療費 ¥30,000
このように保険適応では賄えない予防的検査を行うことで早期発見・早期治療を行い、お口の中を健康に保つことができます。人間ドックのように毎年ではなくて良いので、数年に一度は歯科ドックもご検討ください。