かみ合わせ
2022年04月14日
出っ歯の方
奥歯でしか物を噛んでいません。奥歯といっても上下良い所で噛んでいるのではありません。上顎の方が前に出て、下顎の方が後ろに下がって噛んでいる為、噛み合わせが大変不安定で悪く、噛むところを探して顎をより後ろにずらす方が多くさらに、くいしばって噛む為、顎の痛み・口が大きく開かない・顎関節症がある・その他どこが悪いのかはっきりわからないが疲労を感じる・頭痛があるなどの見た目だけでなく苦痛も伴っている方が多くいらっしゃいます。
受け口の方
前歯でしか物を噛んでいません。本来は前歯の切端で噛み切るのですが、噛む・噛み切る事を悪い状態で行います。奥歯では、ほとんど噛めません。噛みづらい為に下顎をより前にずらす方が多く、顎の違和感があったり、口を大きく開けようとすると顎がはずれそうになりガクガクしてしまいます。くいしばりもあり出っ歯の方と同じく、どこが悪いのかはっきりわからないが疲労を感じる・頭痛があるなどの不定愁訴のある方が多くいらっしゃいます。
顎を右や左のどちらか一方にずらして片方で噛む方
このような方はずらしている片側でしか噛んでいない方が多く、顎をより右か左の一方にずらします。顎の違和感があったり、口を大きく開けていくとずれていた顎の位置がガクガクします。
その後突然顎のずれが直ることがあります。このような方も、出っ歯や受け口と同じような不定愁訴の症状のある方がいらっしゃいます。くいしばりのある方も多く姿勢の悪い方も多いです。
右にずらして噛む方は右が筋肉が付きやすく、左の筋肉が付きにくくなり、顔のバランスが左右違ってきます。
頭位も右傾斜又は左傾斜になりやすく、肩の高さも左右違います。下顎がずれて片方だけの噛み合わせが習慣になります。したがって、片側で食べ物を噛むため、疲労感のある方がいらっしゃいます。