再感染の予防
2020年02月10日
昔に行なった、銀歯のやりかえのご相談にて来院されました。
今回のような再治療は慎重に行わなければ、抜歯に近づいてしまいます。
この様な場合ラバーダム防湿という方法が非常に役立ちます。ゴムのシートを貼り、お口の中から歯のみを隔離して虫歯治療を行います。そうする事で、虫歯菌の再感染要因を排除し、またマイクロスコープの威力を最大限に発揮し虫歯に集中して除去する事が可能になります。この様な方法は手間と時間がかかり、少なくとも保険診療ではまず行われない方法です。
銀歯を外すと、歯の亀裂や虫歯が見られました。ラバーダム防湿を行い、虫歯や亀裂を取っていきます。この段階でラバーダム防湿を行う事で虫歯の再感染や取り残しを防ぎます。
型取りを行いラバーダム防湿下にてセラミックを装着します。
奥の歯には金修復を希望されましたので、ゴールドを装着しています。
手前の歯の銀歯と古い保険の詰め物は、ダイレクトボンディングにて修復を行いました。
before
after
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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