顕微鏡を使用した虫歯除去
2022年03月29日
保険診療では15分もかからず数本の虫歯処置が可能です。 自由診療にて顕微鏡を使用した虫歯治療は1本の歯を治療するだけでも90〜120分かかります。 同じ虫歯に対するアプローチにも関わらず、その違いに疑問を感じませんか?両方とも白くても同じ結果だとおもいますか?
しかし、インプラントや矯正と異なりまたまだ、虫歯治療に時間と費用をかけて行うという考えは歯医者の中では常識ですが、まだ、一般的には広まっておらず。保険診療で痛い目にあったり、ご紹介いただいた方や、歯について色々調べられ、当院のブログやホームページを見ていただいき顕微鏡での治療コンセプトを知っていらしゃる方には理解して治療を受けていただけるのですが、、、
予備知識がなく当院にいらっしゃった方には、いきなり初診時にお伝えしても、びっくりされたり怪訝な顔をされたりと、直ぐに、ご理解いただくのが難しいコンセプトです。その様な方には、お互いニコニコしながら保険でやれば特に問題ないでしょうし、ほとんど全国の歯医者さんで日常的に行われているでしょうから、他の歯医者さんに行けば、何も言われずに削っていただけるでしょう。
しかし、再虫歯等で約4回再治療を繰り返すとその歯は抜歯になってしまうという論文があります。そのうちの大切な一回を早く終わるから、安いからという理由で思考を放棄し安直に保険診療を選ばれる事を、一度じっくり考えていただく為に、初診時にご説明し、このようなブログ等での情報発信を行っております。
とりあえず、保険でやってみてから考えるでは、その大切な1/4は失われてしまいます。ですので当院にいらした全ての方に、初診時に自由診療の話を含めて行うのは、そのような機会喪失を防ぐために行っています。
ご自身の大切な歯をたった数分の処置で終わってしまう事に抵抗は有りませんか?
そもそも、その虫歯はご自身が本当にご理解されて、ご納得されて削って頂いたものでしょうか?
海外だと数万円する治療が日本だと1000円足らずで受けられる事に疑問はありませんか?
保険診療で点数化され、顕微鏡を設置しているクリニックは増えましたが、本当に顕微鏡を『覗く』ではなく『使える』だけの時間は確保されているでしょうか?
もし、その様なインスタントな保険診療に疑問を感じられている方はお気軽にご相談ください。
当院の院長は顕微鏡歯科学会 認定医を取得しており顕微鏡の治療を得意としています。
顕微鏡歯科学会リンク
虫歯除去後
修復後
ダイレクトボンディグにて歯の修復を行いました。
電話でのご予約は 03-6659-2934
菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
当院における予防歯科
2021年12月18日
昔より歯に対する健康意識の高まりから、虫歯や歯周病の予防に対する意識が高まりつつあります。
しかし、自己流の歯磨き方法であったり、歯に良くない食生活であったり、歯医者で定期的に歯を洗ってもらうだけで予防できると思っていらしたりとまだまだ、正しい方法の予防は伝わっていない事を実感します。
当院ではまず初めに、個々のリスクを検査し、知っていただいた上で、どういったお口の中でどのようなアプローチが必要なのか検討します。
お口の中は人それぞれです。予防は画一的に出来るわけではありません。
その人に合った方法で予防しなければ、コストや時間は無駄になるでしょう
唾液検査により虫歯のリスクを確認します。ミュータンンス菌、ラクトバチラス菌を培養し、個々の虫歯リスクを評価します。
歯周病菌をPCR検査にてリスク判定します。
中心位採得を行い、咬合器を用い噛み合わせのリスクを判定します。
これらの検査により、現状を知り、様々な対応を取ります。
その後、適切なメンテナンスとセルフケアにより歯の健康の維持を目指します。
自由診療について(当院の考え方)
2021年12月3日
保険診療は痛みなどをその場凌ぎで取るだけの最低限度のクオリティーを国が保障するシステムであり、日本全国民と日本に就学や就労しに来ている外国人にみんな平等に医療を限られた予算から、限られた最低限の医療を提供するというシステムです。
そのため、治療費が安く、短時間でたくさんの患者さんの処置を行わないと経営が成り立たなくなってしまいます。歯科医師一人当たり、1日で25人以上の患者さんが必要と言われています。そのため、患者さん1人1人にかける時間はどうしても短くなってしまいます。
その結果、丁寧に治療するのが難しくなり、治療に通う回数が多くなるだけでなく、再治療の可能性も高くなります。そして治療を繰り返すほど歯の状態は悪化していきます。
保険診療では検査や処置内容が決まっており、その範囲内で処置を行う必要があります。
ですので、どんなに機能的にも、見た目にも優れた材料や治療法があっても保険診療の対象外であれば処置を行うことができません。
精密検査を行うと銀歯の下に虫歯がありました。本来の虫歯の範囲より遥か大きく、銀歯が取れないように削って処置がなされたと推測されます。
その大きく削った後の2次感染ですので、虫歯と合わせると健康な歯が余り残っていないため、ダイレクトボンディング のような比較的短期間で終わるような治療は適応外となります。
虫歯を取り、歯の形をセラミック修復のための形にします。それでもまだ健全な歯を多く残した治療法となります。
例えば、この方を保険の銀歯や保険の白い被せ物で行ってしまうと、根元をさらに大きく削り被せるため次何かあった時は被せる健康な歯が残っておらず、抜歯になる事が予想されます。
健全な歯を可能な限り温存し、セラミックにて接着修復を行いました。
このように、保険の銀歯や樹脂は歯を削る範囲が大きくなるだけでなく、再発のリスクが高く、再介入時にはさらに大きな修復範囲とコストが必要となります。
一方、保険の処置を受けた事がない歯の虫歯はどうでしょう?
一見、何もないように見えますが、精密検査を行うと、歯と歯の間の虫歯が見られました。
削っていくと、このように虫歯にて穴が空いていました。
顕微鏡やラバーダムを用い接着治療を行う事で、必要最低限の切削にて歯の修復が可能となります。
このように、初めの虫歯の時点で自由診療にてクオリティーの高い治療を行っておけば、そもそも再発の心配も少ないですし、削る量も少なく、次に何かあったとしても再介入が必要最小限に済む事が多いです。結果、生涯にわたるコストも抑えることができます。
しかし、『自由診療って高そう』そんなイメージを持つ方は少なくありませんが、実際のところ、決して安くはありません。ただ、一つ考えていただきたいのは何と比べて高い、あるいは安いと判断するかです。もし、あなたが生涯を通じて最後まで健康で綺麗な歯を残すことに真剣でそのことに大きな価値を感じているのであれば、決して高くはないと思われるでしょう。
逆に言えば、ご自身の歯や体の健康に真剣でないなら、当院の治療を受けてもその価値を感じていただく事は難しいでしょう。
当院で、治療全体にかかる費用は最初の時点で明確にお伝えし、よほど特別なことが無い限りその範囲内で治療を行いますので、『いったいいくらかかるんだろう』と不安を抱えながら治療を続けるなんて事はありません。
いずれにせよ、治療内容がその費用に値するものであると納得いただけない限り治療を進めることはありません。
まずは、精密検査を受けていただきご自身の状況を知っていただくだけでも、とても価値のある事だと当院は考えております。
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電話でのご予約は 03-6659-2934
菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
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