ミュータンス菌検査
2024年11月11日

当院では、精密検査の時にミュータンス菌検査を行います。このミュータンス菌は虫歯の元となる細菌です。この菌が過剰に増えると虫歯になりやすくなります。
生活習慣であったり、口の中の状態であったり、様々な要因でこの菌は増えます。
ですので、古い被せ物を全てやりかえた場合や、フッ素不使用の方がフッ素を使用した場合、間食を0にした場合、かなり減ります。これは治療後の再検査を行うと非常に実感するところです。
しかしながら、全てをやりかえる事が難しい場合や生活習慣改善において妥協できない部分があるかと思います。その場合はメンテナンス期間を6ヶ月のところを3ヶ月ごとにするなどの対応で虫歯の再発を大きく防止できるかと思います。
まずは検査を行い、完全な全顎治療を遂行するのが理想的ではありますが、現状を知り、実態に即して現実的な範囲に収めることも歯科治療において重要なことと考えております。
咬合を診る、調整する
2024年03月4日

歯は顎の骨に繊維で繋がっているため、絶えず動いています。被せ物や詰め物を多くしていると、ジルコニア、セラミック、金属修復、エナメル質、象牙質歯の削れる速度はそれぞれ違うため、変な当たりが出てきます。それによって、歯の痛みや、歯が欠ける、折れることもあります。 インプラントに至っては天然歯と沈みこむ量も違います。
そのため、様々な厚さの咬合紙やデジタル機器を使い、調整を行います。これは治療が終わってメンテナンスに移行しても行う必要があります。メンテナンスの際に人工物と天然歯のすり減り量の差を合わせます。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
診療予約はこちらから※予約枠が埋まっていてもお電話いただければ対応できることもあります
電話でのご予約は 03-6659-2934
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菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
フッ素イオン導入法を行なっています。
2022年09月5日

当院での歯周初期治療やメンテナンスにおいてフッ素イオン導入法を用い歯質の強化を行なっています。
これまでの歯の表面に塗るだけのフッ素塗布とは効果が大きくことなります。歯の内部までフッ素は浸透し虫歯になりにくい歯にします。また、歯肉と歯の溝に対してもイオン化したNaやフッ素が抗菌効果を発揮し歯周病になりにくくし、被せ物を被せている歯にもフッ素は浸透し、虫歯になりにくくします。
3〜6ヶ月の頻度で定期的に行うことで歯の組織の強化を行います。
歯周組織、歯質を強化し、最先端の予防歯科を行なっています。平均寿命が長くなってきた現代において、昔より歯の使う年月も長くなりました。歯の質の強化も予防歯科において必要な項目の一つとなります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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GBT(ガイデッド・バイオフィルム・セラピー)をベースとした予防管理を行っています。
2022年08月22日
GBT(ガイデッド・バイオフィルム・セラピー)とは、EMS社によって提唱されている、バイオフィルム(お口の中の細菌が集まって作られた細菌膜)の除去を目的とした予防処置です。
これまで一般的とされてきた予防処置は、歯石や歯への着色を除去することを目的としたものでした。しかし近年の研究により、虫歯や歯周病は、歯の表面に付着したバイオフィルムが引き起こす感染症だということがわかってきました。歯石や着色よりもバイオフィルムに注目して処置をする方が、より効率的でかつ効果的な予防処置になるのです。
GBTではバイオフィルムをしっかりと目に見える状態にして効率的に処置をしていきます。そのため、器具による歯への不必要な接触を極力減らすことが出来ます。結果として、歯のエナメル質や象牙質、または歯茎などにとってとても優しくバイオフィルムを除去していくことが出来るのです。従来の手用スケーラー中心にカリカリと歯石を削っていく予防処置ですと、小さな器具を用い、顕微鏡下にて慎重に行わなければ、セメント質が破壊され歯の寿命を縮めてしまいます。(コストと時間が低く設定されている保険診療では長持ちする大きなスケーラーで、短時間で盲下にて行わざるおえません)
また、、場合によっては被せ物やインプラントなどを傷つけてしまうことがありました。そうした傷がついてしまうとインプラントなどは耐用年数に問題が生じることがあります。天然の歯であればエナメル質に傷がつき、痛みが生じたり、その傷が原因で虫歯が発生する可能性もあります。
GBTではエアフローという器具を主に使用し極力器具が直接歯に触れることがないように処置をしていくため、被せ物やインプラントを傷つけることなく、バイオフィルムや歯石のみを除去していくことが出来ます。
その後、十分に高濃度のフッ素を浸透させ歯の再生を促します。
また、染め出し等によるセルフケアの確認は非常に重要となります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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あなたのその治療計画は半調節性咬合器上で診査し計画されたものですか?
2022年08月12日

当院では全ての患者さんの精密検査時に印象採得とフェイスボウトランスファーを行い、咬合器付着がなされます。
これは、模型を咬合器上にてちゃんと診査しなければ歯の病気は分からない事だらけだからです。十分な術前予測と適宜術中の確認を行わなければ幾ら最新機器を駆使しても何も成功しません。

歯の裏側からの噛み合わせなど、喉の奥から見えるわけがありません。模型に起こさなければ評価のしようがありません。
これだけで、歯が悪くなった原因の一端と真にすべき事が見えてきます。

フェイスボウトランスファーにて顎の位置と歯の位置関係を記録し咬合器に装着します。どのくらい歯列と顎が生体の中でずれているのか、それによる弊害や将来予測が立てられます。これも咬合器に装着しなければ一生わかりません。

必要であれば、ワックスを用い修復のシュミレーションを行います。そうしなければ最適な修復のデザインや方法、マテリアルも決められません。
これは咬合器を使うにあたり、ほんの一部の診査項目です。
保険診療ではこのような検査が幾つも欠落しています。歯型を取り、フェイスボウトランスファーを行い、石膏模型に起こし、咬合器に装着し治療計画を考える時間やコストに診療報酬点数がありません。保険診療は必要最低限の対処療法に対しての診療点数しかありません。そのため、保険の処置は行き当たりばったりで行なわざるえないのです。毎回、違った先生が削ったり、詰めたりしてませんか? その日、その場で、どこ削るか決まってませんか? その場を取り繕ったように感じる説明や処置を受けてませんか?保険の診査ですと、最初の1~2枚のレントゲンにたまたま写った断片的な情報と大きく穴があいている事以上のことは分からないのですから、綿密な計画を立てなくても、誰が、どこから削っても同じなのです。咬合の変化による顎の変化も予測できないので取り繕うしかないのです。

当院での自由診療治療は、治療時毎回、半調節性咬合器に模型が 装着された状態で治療中常時確認できるようセッティングされています。
万全の体制で治療が行えるように計画と準備がなされています。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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磨き残し(プラーク)は目に見えません
2022年08月2日
パッと見では歯の磨き残しは目に見えません、咬む面と異なり、歯の付け根は自浄作用が低い箇所になりますので注意が必要です。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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歯周病の末期
2022年07月25日
歯周病はきちんと現状理解して対応しておかないと取り返しの付かない事になる病気です。
痛みが出ることも少なく、歯に穴が空くわけでもなく、歯肉の中の見えない所で起こっているため、自覚できず、どんなに説明を要しても理解が及ばない方もいらっしゃいます。
しかし、歯周治療を行う価値を理解して適切な対応を行わなければ50歳代位を境に、歯を急速に喪失する事になります。一度、大きく傾いてしまった口腔内環境を治すには、費用や時間などのコストが多くかかります。どんなに費用をかけても戻らない場合もあります。
また、歯間ブラシなどのセルフケアを疎かにして、だだ歯科医院に定期的に歯を洗いに行っているだけでも防げません。24時間以上、お口の中で磨き残しが停滞するとバイオフィルムが形成され、細菌が生育する環境になります。3日間バイオフィルムが停滞すると歯石になり歯ブラシでは取れなくなります。ですので、常時24時間以内に適切にご自身でバイオフィルムを除去する方法を確立することが非常に重要となります。
中等度以上の歯周病治療にかかるコストは、生涯、適切な歯間ブラシを毎日するコストと時間より多くのコストがかかります。
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歯間ブラシの重要性
2022年07月15日
歯と歯の間を磨く習慣がない方に歯間ブラシをすると、通した時の痛みが無いにも関わらず出血が出ます。 この状態が数年続くと顎の骨が溶け歯周病で歯を失います。
血液を栄養源とする歯周病菌が多く占めるようになり、一度歯周病菌に支配された環境が成立してしまいますと、回復に時間を非常に要します。最悪の場合、緩やかに歯の喪失を見守るしか手立てがなく改善が見込めない場合もあります。
そして、この一番の問題点は取り返しのつかない状態になるまで痛みが出てこない事です。
歯間ブラシの毎日の使用は、問題点の早期発見と歯の喪失を予防をする上でコストがかからず、簡単な方法になります。

しかし、歯間のサイズは歯の部位によって異なるためその方のその部位に合ったサイズを計測し使用する必要があります。
そうする事で、効率的なセルフケアと異常事態に陥ると出血するという認識がある事によって問題の早期の発見につながります。
このように適切なセルフケアを行い、適切なメイテナンスプログラムを行う事により、歯の喪失や虫歯、歯周病を予防します。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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虫歯菌検査
2022年05月27日
(治療前のミュータンス菌)

(治療前のラクトバチラス菌)

当院ではラバーダムや顕微鏡を使用した精密治療を行う前に、精密検査を行います。その項目の一つとして虫歯菌の培養検査があります。
お口の唾液中から細菌を採取し、ミュータンス菌とラクトバチラス菌を培養します。
保険の樹脂や銀歯の段差、銀歯自体のプラークを引きつける力、セルフケアが出来てないところ、歯の傷が付いているところなどに細菌は住処とし繁殖しています。
虫歯菌検査は現在、どのくらいリスクがあり、改善をどのようにすれば良いかの指針となります。
(治療後のミュータンス菌)

(治療後のラクトバチラス菌)

お口全体の保険の樹脂や銀歯を除去やセルフケアの改善を行う事で細菌の繁殖を抑えることができました。適切な治療を行うことが非常に重要となります。
虫歯や歯周病は細菌感染との戦いになります。セルフケアの改善と除菌、細菌の付着しにくいマテリアルや、段差などの細菌の住処を作らない事によって細菌の繁殖を抑え再度虫歯にならないように当院は計画を立てていきます。
リスク)虫歯菌は常在菌の一つのため、歯の修復を行なった場合に必ずしも虫歯菌がゼロになるわけではありません。
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咬合の可視化、デジタル化
2022年05月14日
当院は長らく歯科業界ではブラックボックス化としている噛み合わせについてデジタル化し可視化を行っています。咬合に関してはその特性上、確固たるエビデンス(証拠)が少なく、そのため特に日本の歯科では,たまたま上手く行った成功体験をさも全ての方に応用できるかのように流布し、それに習って応用するなど,ある種の宗教的な考えにより噛み合わせ治療が行われてきた感が一部にはあります。
デジタル機器の導入により、その方の状況を把握し、その方に合った治療法を考える事が可能になりました。


口腔精密検査項目としてデンタルプレスケールにて咬合の力、重心

バイトアイにて上下の歯の合わさる位置と面積をコンピューター解析を行い治療の計画を行います。

咬合器装着による模型分析、中心位評価も含め、咬合の可視化により出来る事と出来ない事の線引きや、従来のカンに頼っていた部分を明確にすることができます。

現代の歯科医療は手術用顕微鏡と口内細菌の培養検査、咬合の可視化により、悪くなった理由とその改善方法、そして十分な結果予測を持って歯科治療の計画が可能となりました。
よくわからないけど虫歯ができやすい、昔より食事がしにくい、歯周病と言われているがどうしたら良いか分からないなどのお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
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