ミュータンス菌検査
2024年11月11日
当院では、精密検査の時にミュータンス菌検査を行います。このミュータンス菌は虫歯の元となる細菌です。この菌が過剰に増えると虫歯になりやすくなります。
生活習慣であったり、口の中の状態であったり、様々な要因でこの菌は増えます。
ですので、古い被せ物を全てやりかえた場合や、フッ素不使用の方がフッ素を使用した場合、間食を0にした場合、かなり減ります。これは治療後の再検査を行うと非常に実感するところです。
しかしながら、全てをやりかえる事が難しい場合や生活習慣改善において妥協できない部分があるかと思います。その場合はメンテナンス期間を6ヶ月のところを3ヶ月ごとにするなどの対応で虫歯の再発を大きく防止できるかと思います。
まずは検査を行い、完全な全顎治療を遂行するのが理想的ではありますが、現状を知り、実態に即して現実的な範囲に収めることも歯科治療において重要なことと考えております。