歯のデザインはなぜアナログか
〜院長自らワックスアップを行う、コバヤシデンタルオフィスの設計〜
結論:顔と噛み合わせを踏まえた設計には、アナログ工程が欠かせません
コバヤシデンタルオフィス(墨田区・江東区エリア)では、前歯の審美治療やフルマウス治療で、次の流れを大切にしています。
- 印象採得(精密な型取り)
- 印象を石膏模型に起こす
- フェイスボウで顔との位置関係を記録し、咬合器に付着する
- 咬合器上で、院長自身がワックスアップを行う
この工程によって、治療を始める前に、歯の形・歯並び・噛み合わせを立体的に設計できます。
用語の解説

フェイスボウとは
顔(頭蓋)に対する上顎の位置と、顎関節との関係を記録する器具です。この記録をもとに、石膏模型を咬合器に付着します。
咬合器とは
顎の動きを模型の上で再現する装置です。上下の歯がどう接触し、顎が動くときにどう当たるかを確認できます。
ワックスアップとは
ワックスで歯の形をつくり、仕上がりの形や噛み合わせを事前にシミュレーションする工程です。治療の設計図にあたります。
なぜ石膏模型とフェイスボウが必要なのか
石膏模型は、実際に手に取り、角度を変えて何度でも確認できます。歯の形、並び、歯ぐきのラインを立体で把握できるため、治療計画の土台になります。
そのうえでフェイスボウを使うと、模型が「顔から切り離された歯」ではなく、顔や顎関節との関係を持った状態になります。前歯の切端のラインが顔の水平線と調和しているか、笑ったときに自然に見えるかを、顔との関係で検討できます。
なぜ院長自身がワックスアップを行うのか

ワックスアップは、診査・診断で見えた咬合や審美の課題を、そのまま形にする作業です。当院では院長自身が咬合器上でワックスアップを行っています。
- 診断で考えた咬合・審美の方針を、形に直接反映できる
- 咬合器上で、上下の歯の接触や顎の動きのなかでの当たり方を、自分の目と手で確認できる
- 設計の段階で、形や噛み合わせの修正を重ねられる
設計の意図を、そのまま仮歯や最終的なセラミックの治療に引き継げることが、院長自らが行う大きな理由です。
ワックスアップは「見た目」と「噛める」を両立させるための設計図です
ワックスアップで検討した歯の形と噛み合わせは、口腔内に再現し、きちんと噛めているかを確認して評価します。見た目の美しさだけでなく、長く快適に噛めることまで含めて設計する。これが「咬合×審美」を掲げる当院の考え方です。

デジタルを否定するものではありません
デジタル技術は優れた道具です。ただ、咬合と審美を両立させる設計の考え方は、アナログの基本があってこそ活きると考えています。基本を丁寧に積み重ねたうえで、必要に応じて新しい技術を取り入れます。
よくあるご質問
Q. なぜ手間のかかるアナログの工程を行うのですか?
A. 顔との調和や、噛み合わせ・顎の動きを、治療前に立体で確認して設計するためです。
Q. フェイスボウは何のために使いますか?
A. 顔に対する上顎の位置と顎関節との関係を記録し、咬合器上の模型に再現するためです。
Q. ワックスアップは誰が行いますか?
A. 当院では院長自身が行っています。
Q. ワックスアップをすると、治療前に仕上がりが分かりますか?
A. 歯の形や並び、噛み合わせを事前にシミュレーションし、方針をご提案できます。
コバヤシデンタルオフィスについて
当院は、完全予約制・完全貸切で、マイクロスコープを用いた咬合と審美に配慮した治療を行っています。院長は補綴学会と顕微鏡学会の認定医です。墨田区・江東区で前歯の審美治療やフルマウス治療をご検討の方は、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
※当院は自費診療のみです。治療内容や費用は、カウンセリングで詳しくご説明します。
