部分金属床義歯による歯の機能回復と歯の保護
2020年02月3日
当院ではインプラントに対するネガティブなイメージ、骨粗鬆症薬などの服用や、インプラント治療後のトラブルを経験され,義歯によるお口の中の機能回復を希望される方が多くいらっしゃいます。
保険のプラスチックの入れ歯や樹脂の入れ歯などの柔らかい材料ではお口の中で機能することはできませんし、残っている歯の寿命さえも縮めてしまいます。
お口の中で機能し、残っている歯を保護するために、少なくとも3歯以上の欠損には金属のフレームを製作する必要がありあります。
現在の歯科治療において、歯がない箇所にはインプラント が第一選択になりますが、金属床義歯であれば入れ歯であっても十分に機能させる事が可能です。
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インプラントよりも部分金属床義歯で治療を行うメリット|東京/墨田区/江東区
2019年12月20日
歯が無い箇所の治療を希望され来院されました。
治療期間や残っている歯の状態、欠損部分の骨の状態等を考慮し部分床義歯をご提案させていただきました。もし、今回のようなケースをインプラントで行うと歯肉や骨を足す手術が必要になり、治療期間が1年程度かかります。しかし、義歯治療であれば骨や歯肉を足す外科処置は必要はないため1ヶ月半〜2ヶ月程度で行う事が可能です。
また、インプラント 治療は一度骨に入れられたインプラントは容易に撤去することや、位置をずらす事ができないため、理想的な場所に入れる必要があり、そのため将来的に予後が不安な歯を最初から抜歯対象にする治療計画を立てる傾向が見られることもあります。
義歯であれば予後が不安な歯も将来抜歯になったとしても、修理にて歯を足すことができますので、予後が不安であっても、その事をご理解いただいた上で、ご自分の歯を残しつつ将来に対応できるようフレームを設計することが可能です。
その後、フレーム上に歯肉と歯を作ることで義歯が完成となります。特に複数の歯の欠損を治療した固定式のインプラントは天然歯より大変複雑でご自身で完璧に清掃することは大変な困難を極めます。
一方、義歯はご自身で取り外しますので、ご自身で汚れている部分を見て簡単に清掃できるため、清潔にお口の中を保つ事が可能になります。
もちろんインプラント も大変優れた治療法になりますが、誰もが適応する第一選択の最高の治療法ではなく、義歯やブリッジと同じくメリット、デメリットがあり、あくまでも欠損治療のオプションの一つにしか過ぎないことをご理解いただいた上で治療の選択をして頂ければと思います。
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リスク 極端に硬いものを噛むと割れる可能性があります
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バネの目立たない義歯(ノンクラスプデンチャー )|東京/墨田区/江東区
2019年07月30日
バネの目立たない義歯を希望されて来院されました。
日本では義歯を固定するためのバネを目立ちにくい樹脂にて行うノンクラスプデンチャー というが患者様のニーズと合致し、流行しています。
しかし、この樹脂のバネを併用した義歯は適応症例が非常に限られた義歯になります。前歯部インプラントを入れるまでの仮義歯としての役割や、今回のような1〜2歯程度の欠損であればフレームを組み込むことで非常にお口の中で安定させることが可能です。しかし、多数の歯がない場合やフレームを組み込まないノンクラスプデンチャー の場合、安定しないだけでなく残りの歯に負担をかけ、周りの歯の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
今回のように適応症例であれば非常に目立ちにくい効果的な治療になります。
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リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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