最終義歯の型取り
2022年09月13日
治療用義歯にてお口のリハビリテーションが終了し、最終義歯を製作します。技工士と歯科医師との話し合いの上、設計が決まります。
型取りをもとに、オーダーメイドのトレーを製作します。
口の周りの筋肉や骨の形を印記していきます。
このようなステップを経て型取りが完了します。
確実なステップを踏む事によって義歯治療は成功します。
保険のプラスチックの入れ歯は技工士、歯科医師共にコストと時間の問題から、何が悪いのか問題点を検査せず、本来は必要な多くのステップを省略され、コストを優先させた材料を使い、一か八かで製作されています。ですので合わない保険の入れ歯を沢山お持ちの方もいらっしゃいますし、保険の入れ歯で問題ない方もいらっしゃいます。保険の入れ歯で問題ない方は適応能力であったり、たまたま上手く行っただけの場合です。このような保険の入れ歯が多い、日本ではよく、入れ歯は名人芸だと言われる所以です。行き当たりばったりで、その時々の勘によって限られた時間で行われているのですから、それもそのはずです。
諸外国と同じ様に学術的に行うのであれば、問題点をきちんと検査し、治療用の義歯を製作し、リハビリテーションを行い、最終義歯に繋げることで義歯治療を成功させる事が可能になります。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
診療予約はこちらから※予約枠が埋まっていてもお電話いただければ対応できることもあります
電話でのご予約は 03-6659-2934
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菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
義歯治療を行う意味
2022年05月16日
入れ歯をご希望されて来院されました。
まず虫歯や根の感染を治療し、お口の中の状態を整えます。
その後、歯に負担がかからないよう設計されたフレームを製作し義歯を製作します。
義歯が完成しました。
現状では残っている歯だけで食事をする事ができるかと思いますが、少ない歯での咀嚼等は歯への負担は想像を絶するものがあり、歯の早期喪失につながります。
そのため、義歯を入れる事で、残っている歯の負担を分散させ、お口の中の延命を行い総入れ歯になってしまうのを防ぐ事を目的とします。
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
各種治療費はこちらから
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治療用義歯を使った全顎治療|東京/墨田区/江東区
2021年06月1日
お口の中全体を治したいと来院されました。
保険診療にて治療するとなると治療のクォリティーと診断方法、制度の制約上、治療期間もかかり、いつまで経っても噛めない、終わらないとなるため、自由診療にて治療用義歯を使った治療をご提案させて頂きました。
治療用義歯製作と合わせ治療を行なっていきます。 長い時間のアポイントを取り、本当に必要な治療をまとめて1日で進めていきます。
3ヶ月程度、治療用義歯を使って頂き、その間に他の虫歯や、見た目、かみ合わせの問題点を修正し最終義歯に移行します。
最終義歯にはフレームを組み込むことで長い間使っていただける金属床義歯を製作します。
今回は前歯の根を残し、義歯の安定を図りました。前歯を全て抜歯してしまうとかみ合わせの関係により、前歯の安定を失い痛みの原因となります。しかし、保険のプラスチックの入れ歯の場合は強度の関係上、歯の根を残しておく事は難しいです。金属床義歯であれば金属のフレームがあることで歯の根を残しつつ義歯を製作する事ができます。
金属フレームに人工歯と床が付いて義歯が完成となります
完成後、患者様に義歯を入れたかみ合わせを4種類取り、顎の位置とかみ合わせを再現した咬合器と言う装置に移し替え、全ての誤差を咬合器上で修正します。
フェイスボー トランスファー、チェックバイト、調整これらは非常に手間がかかり、保険点数も無いため、保険の入れ歯では決して行われない方法ですが、全ての材料の収縮、膨張などの義歯の誤差を修正する有効な手段になります。
義歯も馴染んで問題なく噛めているとのことで治療が終了となりました。
治療用義歯も用無しになるわけでなく、金属床義歯が壊れた時に修理にてお預かりする場合や紛失してしまった時のためのスペアとして利用することができます。
before
after
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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