マイクロクラックからの虫歯
2020年06月9日
患者さんは歯がとても沁みると訴える歯医者さんでした。適切な治療を受け、セルフケアやメンテナンスを完璧にしているはずの歯医者さんでも虫歯になる事があります。
その原因は噛み合わせや生活習慣です。負荷の大きな力から歯のひび割れ(マイクロクラック)が起こり、その間を伝って細菌に栄養が運ばれ、知らないうちに進行してしまいます。
顕微鏡を使い、ひび割れを取っていきます。このひび割れが残っていると再び、細菌の感染経路となるため、可能な限りとります。これは十分な治療時間と顕微鏡がなければ不可能な仕事です。
虫歯を取っていくと神経の露出が見られました。
MTAセメントにて神経保存を行いました。
だんだんと、症状が改善してきたそうなので、今後、最終修復を行う予定です。
リスク 極端に硬いものを噛むと取れたり、かける可能性があります。
ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療は自由診療となります。
各種治療費はこちらから
電話でのご予約は 03-6659-2934
菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
歯髄温存療法|東京/墨田区/江東区
2020年03月23日
奥歯の詰め物取れてきたと来院されました。
セラミックでの修復を希望されましたので、まずはラバーダム防湿を行い虫歯除去を行います。
虫歯を除去したところ、大きく神経が露出してきました。
露出部をMTAセメントにて封鎖することにより、歯の神経を温存した状態で歯を機能させる事ができます。
残っている歯の厚みが薄いため、クラウンを選択しました。
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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ダイレクトボンディング と歯髄温存療法|東京/墨田区/江東区
2019年10月29日
虫歯を治したいとのご相談でした。かなり虫歯は進行しており保険診療であれば歯の神経を取り、歯を根元まで大きく削り金属とプラスチックの被せ物を被せる処置になり大変歯の寿命を縮める事になります。そこで、MTAセメントにて歯の神経を残す治療を行い、ダイレクトボンディングにて必要最小限の削除により歯の強度を確保する治療法をご提案させていただきました。
これ以上の感染が起こらないよう、ラバーダム防湿を行い虫歯を除去していきます。
虫歯が深く、歯の神経が露出してきました
露出した神経にMTAセメントを置きます。神経を残したまま治療を進める事が可能になります
虫歯を完全に除去した状態です。
ダイレクトボンディング にて虫歯を除去した部分を埋めます
健康な歯を残し、歯の神経を残し、歯の強度を確保した上で、見た目も改善する事ができました。
before
after
今回の治療費 ¥8万×2歯( 歯髄温存療法 ダイレクトボンディング )
リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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歯髄温存とセラミック修復|東京/墨田区/江東区
2019年07月30日
銀歯が取れ、セラミック修復を希望されました。
ラバーダム防湿を行い虫歯除去を行います
虫歯が深く神経に達し、出血が見られました
止血を確認しMTAセメントにて歯髄温存を行いました。
自由診療での虫歯除去はラバーダム防湿下にて行われますので、術前の診断より虫歯が深く万が一神経が出てしまっても、ラバーダム防湿を行なっていれば感染のリスクがないので、MTAセメントによる神経保存などの対応を直ぐに行うことが可能なため、神経を残せる成功率が高くなります。
必要最小限の切削にて形を整え型取りを行います
深い虫歯に対して歯の神経を残し、必要最小限の切削によるセラミックがセットされました
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歯の神経を残す治療|東京/墨田区/江東区
2019年06月28日
歯と歯の間から虫歯になっており、歯の中で虫歯が進行し中から黒くなっています。
虫歯を除去すると歯の神経が見えてきます。
MTAセメントにて神経を保護します。
虫歯にて削除した箇所はダイレクトボンディング にて必要最小限の切削にて治療を完了しました。
リスク 極端に硬いものを噛むと割れます。
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歯の神経を残す治療 歯髄温存療法|東京/墨田区/江東区
2019年04月18日
他院にて神経を取らないといけないぐらい虫歯が深いと言われ、ご本人はなんとしてでも歯の神経を残したいということで来院されました。
一見なんともないように見えますが、レントゲンを撮ると中で虫歯が広がっており、歯の神経まで達していました。
幸い、症状も余りなかったのでMTAセメントによる歯髄温存療法を勧めさせていただきました。
ラバーダム防湿を行い虫歯を丁寧に取っていきます。
完全に歯の神経が露出し出血しています。
止血を確認したら神経を保護するお薬を置きます。
硬化確認後、問題がなかったので詰め物を行います。
Before
after
この症例の治療内容 歯髄温存療法 ダイレクトボンディング
治療費 ¥70,000
リスク 極端に硬いものを噛むと割れる可能性があります
重度の虫歯に対する治療(歯髄温存療法+歯周外科+セラミック修復)|東京/墨田区/江東区
2019年03月30日
虫歯大きく歯の神経と顎の骨までに到達していました。
ラバーダム 防湿にて虫歯を丁寧にとっていきます。
歯の神経が露出し、出血が見られます
mtaセメントを歯の神経が出た部分に置くことで神経を保護する事ができる様になりました。
硬化を確認したら土台を立てます。
また、虫歯が顎の骨まで達していたため、歯周外科にて歯肉を整えます。
歯肉の治りを待ち、型取りを行いセラミックを製作します
セラミックを装着し治療が終了となります。
治療費 ¥180,000
リスク 極端に硬いものを噛むと割れる可能性があります
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歯の神経を残し、適合の良い被せ物で虫歯の再発を予防する治療|東京/墨田区/江東区
2018年04月19日
歯の神経を残せないかというご相談にて来院されました。見た目上は問題ないように見えましたがレントゲンを撮ると、歯の奥の方からえぐれた様に虫歯になっていました。
噛み合わせが悪かったり、斜めに生えている親知らずを長年放置するとこのような虫歯を作る事があります。
今回は虫歯を取り歯の神経を医療用セメントにて塞ぐ治療をご案内させていただきました。
虫歯を取っていくと、術前レントゲンの通り歯の神経が露出してきました。
虫歯を取りきった後、MTAセメントを充填します。
今回は歯質の残存量を考慮し、型取りにて詰め物を作ります(間接修復法)
適合、噛み合わせを考慮し、ゴールドにて修復を行いました。
ゴールド(金歯)を使うメリットはこちらから
治療内容 歯髄温存療法 ゴールドアンレー
治療費 ¥130,000
リスク 極端に硬いものを噛むと割れる可能性があります。
電話でのご予約は 03-6659-2934
Webでのご予約は 24時間ウェブ予約受付中
定休日 水曜 (学会出席等で変更になる場合がございます。)
平日 9時〜19時まで
土曜日 9時〜18時まで
日曜 9時〜14時まで
〒130-0024 東京都墨田区菊川2-6-14 マーベラス菊川1F
都営新宿線 菊川駅 A1出口すぐ
治療は院長の小林弘明が全て行います。
歯の神経を取るという事について|東京/墨田区/江東区
2018年03月13日
レントゲン上で虫歯が歯の神経に届いている場合でも、症状が殆ど無ければ歯の神経を残せる可能性があります。
しかし、虫歯が歯の神経に到達し、痛み、膿、などの症状のある場合は神経の保存が困難な事が殆どです。
その場合はバイ菌感染により炎症状態、腐敗状態になってしまった歯の中を消毒する必要があります。このような状態の歯の神経を『歯の神経を残す方が何が何でも良い』という断片的な知識で残してしまうと、痛みが取れない、バイ菌感染が隣の健康な歯まで進行する、顎の骨に穴が開く、バイ菌が全身を巡って重篤な病気を引き起こす可能性(国民皆保険のない海外での虫歯が原因の死亡例がこれにあたります)などがあります。
「神経を抜く」と言うと「歯を抜く」のイメージが重なって怖い、大変な事になるんじゃないかと感じる方が多いですが『バイ菌感染した歯の中を消毒する』とイメージしていただくと良いかと思います。
実際にはこのように細い器具を使い、バイ菌を取り消毒を行います。
消毒を何回か行い内部を徹底的に綺麗にします。
その後、消毒した内部に根管充填材料をつめ、根の治療は終了します。
歯の神経の治療を行なった歯は歯の内側で炎症を感じるセンサーがなくなっているので再度虫歯になった場合、今度は虫歯が大きくなっても痛みがなく知らないうちに進行します。また、噛み合わせや硬いものが好きなどの食の好みによっては歯が割れてしまう場合があります。
歯の神経の治療後は、定期的な歯のクリーニングを行う、適合のよい被せ物で再感染をさせない、理想的な材料で被せ物の噛み合わせをしっかり作るという事が一層重要になります。
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MTAセメントにより歯の神経を守る ダイレクトボンディングCase9|東京/墨田区/江東区
2018年01月4日
どんなに綺麗に歯を磨いていても、歯と歯の間が虫歯になっている事が非常に多くあります。噛み合わせなどにより歯に小さな亀裂が入り、そこに細菌が繁殖し虫歯を作ります。初期段階であれば「アイコン」という治療法により削らず薬液を浸透させる事により進行を止められる事ができますが治療法としては新しく認知がまだ進んで無いため、大抵の方は経過観察を選択されます。経過観察後、その虫歯は象牙質という歯の奥まで進行してしまうと歯を削って治療を行わなければなりません。
この方の場合は一見なんとも無いように見えますが、歯と歯の間が虫歯になっており、レントゲン上では象牙質を通り越して歯の神経まで虫歯が達していました。
歯の神経を残したいとのご希望がございましたのでMTAセメントによる直接覆髄法をご提案させていただきました。
ラバーダム防湿下で虫歯を丁寧に取ると、術前の診断通り虫歯が神経まで繋がっていました。
そこにMTAセメントを塗布し仮封を行います
1週間後MTAセメントの硬化が確認できたらラバーダム防湿下にてダイレクトボンディングを行います。
1週間後経過を確認し治療は完了になります。
この症例の治療内容 歯髄温存療法 ダイレクトボンディング
この症例の治療費 ¥7万
リスク・極端に硬いもの等を噛むと欠けるリスクがあります。
電話でのご予約は 03-6659-2934
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定休日 水曜 (学会出席等で変更になる場合がございます。)
平日 9時〜19時まで
土曜日 9時〜18時まで
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