神経を残す治療とセラミックアンレー修復
2024年11月19日

神経まで達する虫歯がありました。術前の検査にて神経に達する虫歯の大きさは把握できていたため、ラバーダム防湿下にて虫歯を歯髄に押し込まぬよう慎重に除去していきました

MTAセメントを塗布することにより歯髄を保存したまま修復が可能になります。
特に症状もなく良好に経過しております。

健全なエナメル質を診断しアンレー形態を付与します
術前の咬合診断により、ダイレクトボンディングでは歯自体の剛性が担保できないと判断したため、セラミックにて覆う形を取りました。

セラミックアンレーをセットし治療は完了となります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
歯の健康を考慮し、最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
診療予約はこちらから※予約枠が埋まっていてもお電話いただければ対応できることもあります
電話でのご予約は 03-6659-2934
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菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F
2時間かけて治す虫歯治療
2024年09月21日

神経まで達する虫歯がありました。上から見ても穴も空いておらず、ここまで進んでいても痛みもない場合があります。
このような虫歯は、フロスの習慣がなく歯と歯のあいだから進行し、症状もなく、全体を撮影するレントゲンにも写ってこない場合が多く、
歯を数本細かくとるレントゲンやCTでなければ発見されないことも多々あります。

たとえ術前に神経までの到達が予測されなくとも、ラバーダム防湿を行なって虫歯治療をしているため、そのまま、MTAセメントを置くだけで神経を残したまま修復が可能です。
これが、保険の処置のようにラバーダムもしていない状態で処置に臨んでいれば、神経がでてしまい、神経が即感染、そのままレジン充填を行なっても接着不良による漏洩にともない結局感染が起きてしまいます。感染が起きてしまった神経は痛み等の症状がでて神経をとる処置を行う事になります。

ダイレクトボンディングが適応だったため、比較的、多くの健全な歯を残し修復する事ができました。

今回の治療はMTAセメントによる直接覆髄とレジン充填です。後々に、神経をとり被せ物を被せるコストや治療回数の多さ、歯の持ちの短さを考えると、安易な保険の樹脂を詰める処置より、初期の段階で初めから精密な治療を選択されることをお勧めします。

これら一連の虫歯治療を行うためには、すべて適切な工程を踏むと2時間程度かかります。同じ、虫歯の大きさですと保険の処置では10分そこらで終わります。それほどまでにかけられている手間と工程が違います。虫歯一本でもご自身の大切な体の一部をどう扱われたいかによって選ばれるクリニックや治療法を考えられてみてください。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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虫歯が大きい歯に対する歯の神経を残す治療
2024年07月1日
歯の神経を残す治療を行いました。
虫歯を除去していくと、歯の神経が見られました。動画上で赤くみえているのが歯の神経になります。保険診療であればラバーダム防湿をして虫歯治療を行なったりはしないので、神経が出た時点で神経の感染が起きるため、神経を取らざるを得ないですが、ラバーダム防湿を行なっており、適切な感染防止処置がされていれば、虫歯が大きく神経に達していても、神経を残せる場合があります。虫歯を取り、MTAセメントを詰めていきます。3日ほどで完全硬化しますので、その後、他の虫歯の除去と歯の形を整えて被せ物にします。
歯の神経がなくなってしまうと、歯の感圧センサーが鈍くなりますので歯が折れるリスクが高くなります。
歯の延命のためには歯の神経が残っており、適切な修復がなされている事が非常に重要になります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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歯髄温存は、歯の健康を維持するために非常に重要な手法です。歯髄は歯の内部にある柔らかい組織で、神経や血管が含まれており、歯の生存と健康に欠かせない役割を果たしています。歯髄温存のメリットを詳しく見ていきます。
1. 歯の生存と健康の維持
歯髄には神経と血管が豊富に含まれており、これらが歯に栄養と酸素を供給します。歯髄を温存することで、歯は自然に生きた状態を保ち、健康を維持することができます。これにより、歯の強度や耐久性が向上し、歯が長持ちします。
2. 自然な感覚の保持
歯髄が健康であると、歯の感覚も正常に保たれます。これは、食べ物や飲み物の温度、質感、味を正確に感じることができることを意味します。歯髄を失うと、歯は感覚を失い、冷たいものや熱いものに対する反応が鈍くなることがあります。
3. 歯の成長と修復能力
特に若い患者の場合、歯髄は歯の成長に不可欠です。歯の発育途中に歯髄を温存することで、歯の根が完全に形成され、歯が強くなります。また、歯髄には修復能力があり、軽度の損傷を受けた場合でも自ら修復する力を持っています。これにより、歯の耐久性が高まります。
4. 侵襲的な治療の回避
歯髄を温存することで、根管治療や抜歯といった侵襲的な治療を避けることができます。これらの治療は時間と費用がかかるだけでなく、患者にとっても負担が大きいものです。歯髄を保護することで、これらの治療の必要性を減らし、患者の負担を軽減します。
5. 感染リスクの低減
歯髄が健康であると、感染症のリスクも低減されます。歯髄がダメージを受けると、細菌が内部に侵入しやすくなり、感染症を引き起こす可能性があります。感染が進行すると、痛みや腫れ、さらには全身的な健康問題を引き起こすことがあります。歯髄を温存することで、これらのリスクを大幅に減少させることができます。
6. 経済的なメリット
長期的に見ると、歯髄を温存することは経済的にも有利です。侵襲的な治療を避けることで、治療費や通院の回数を減らすことができます。また、健康な歯を維持することで、将来的にさらに高額な歯科治療の必要性を防ぐことができます。
7. 美観の維持
歯髄が健康であると、歯の自然な色と美しさが保たれます。歯髄が失われると、歯が変色することがあり、審美的な問題を引き起こす可能性があります。歯髄を温存することで、笑顔の美しさを維持し、自信を持って日常生活を送ることができます。
8. 生涯にわたる口腔健康の維持
歯髄温存は、全体的な口腔健康の維持にも貢献します。健康な歯を保つことで、他の歯や歯茎、顎の骨にも良い影響を与え、口腔全体の健康をサポートします。これは、全身の健康にもつながり、質の高い生活を送るための重要な要素となります。
歯髄温存には多くのメリットがあります。歯の健康と耐久性の維持、自然な感覚の保持、成長と修復能力の促進、侵襲的な治療の回避、感染リスクの低減、経済的な利点、美観の維持、そして生涯にわたる口腔健康の維持など、多岐にわたる利点が挙げられます。歯髄を温存することは、患者の健康と生活の質を向上させるために非常に重要な選択肢です。
VPT バイタルパルプセラピー 歯髄温存療法
2023年11月30日
歯の神経を早期に失うと、早期の歯の喪失に繋がります。ですので、当院では神経を残す治療法をご提案しております。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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治療介入は最初が肝心です。(歯の神経を残す治療)
2022年09月22日

歯ブラシに関しては、皆様1日1回以上は行なっている印象ですが、フロスの使用はまだまだ、面倒くさいのか1日1回以上やる習慣は多くの方は無いみたいです。
フロスの不使用で起こる虫歯の典型例が歯と歯の間の虫歯になります。上から穴が開く頃には歯の神経に達していることも、しばしばあります。穴が開くまでは細かなレントゲンを撮らないと見つからない事が殆どです。
この段階で、詳しい説明もなく流されるまま、保険で行うと処置中に神経をとることになるか、安易に詰めてしまうと暫くして痛みが出て神経をとり、大きな被せ物を被せる羽目になる事があります。神経をとり被せ物を被せた歯は非常に注意深く管理しておかないと歯の喪失がすぐに迫ります。

ですので、最初に虫歯ができた時点で、ラバーダムや顕微鏡を使った治療を行なった方が、精密根管治療や歯冠修復を行うよりコストも低いですし、歯自体も長持ちします。

歯と歯の間のエナメル質は噛む面より薄く、象牙質に達するまでのスピードは早く、象牙質まで到達した虫歯の進行はエナメル質より早くすすみ、あっという間に歯髄まで到達します。もし、この時点でラバーダムなどを行えない保険の詰め物で手を付けていると歯の神経を残せる成功率は極端に下がります。

虫歯を取り、MTAセメントにて保護して神経を残すことができました。

今回は神経温存を確認後、ダイレクトボンディグにて修復を行いました。保存できた歯の神経に感染させないよう、ラバーダム防湿を行い、歯の詰め物を行います。

インプラントや矯正が自由診療の代表格で、分かり易く、どこの歯科医院も勧めているかと思います。
一方、自由診療で虫歯治療や歯周病治療、予防管理を行うことでお口の健康寿命は明らかに延ばせます。これをご提案できる設備やタイムマネージメントが可能なシステムで動いている歯科医院はそれほど多く無いため、まだ、一部の限られた方が認知し恩恵を受けている印象です。
歯を失って困る前に、きちんとした歯の治療を行うことをお勧めします。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
適切な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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保険の白い樹脂の再虫歯
2022年06月11日

レントゲンを撮ると保険の白い樹脂の中で虫歯が認められました。
保険の樹脂は中途半端にくっついているため、銀歯のように取れる事もなく、細菌の侵入にも気づかず、レントゲンに写る頃には神経に達する様なとても大きな虫歯になっています。

案の定、虫歯は神経まで達していました。ここまで深くても痛み等は無いことが多いです。

根の上まで細菌は進行し腐っていましたが、尖端の方はまだ神経が生きていましたので保存を試みました

神経を残しMTAセメントにて封鎖しました。




適合のよい被せ物を被せ、メンテナンス時のCTで感染は認められず、良好に経過しています。
リスク 極端に硬いものを噛むと取れたり、かける可能性があります。
ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療は自由診療となります。
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保険の白い樹脂の中は、、、、
2021年06月6日

保険の白い詰め物と言われる、レジン充填は日本全国どこの歯科医院でも日常的に行われている処置になります。歯医者側も非常に短時間で済み、とりあえずくっ付く為、問題もスグ出ることがなく、治ってる様に見せられるのと、患者さんも安く白く見えるので、治った様な気になる処置かと思います。
コンポジットレジンを使用した治療は論文上でも10年予後での成功率は90%以上と言われる大変有効な治療法となります。しかし、論文上で出ている治療法は完璧なプロトコールで行われ、ラバーダム防湿や治療時間がきちんと確保されたデータとなります。
しかし、保険で行われているようなレジン充填は採算の都合上、保険医が都合よく解釈し、術式が省略され短時間でラバーダム防湿を行われない為、患者さんが気づかないだけで、成功率の低い、歯科医学的には、お話しにならない処置となります。このような処置が行われた箇所は数年後に再感染が起こり、気づいた時には重篤な問題を起こす事となります。これは歯に対する価値が低い人から高い人まで、全国民が平等に同じ金額で受けられる制度である保険診療は必要最低限の水準に合わされていますので、このような処置になります。
歯に対する価値の高い方はまさかこんな事になるなんて、思ってもみなかったとおっしゃられます。

レジンを外し、う蝕検知液を使用し、虫歯を視覚化しながら顕微鏡にて虫歯をとっていきます。

取っても取っても虫歯があり、ついには歯の神経が露出してきました。
そもそも、コンポジットレジンの適応症例はセルフケアがちゃんと出来る方が対象となります。セルフケアの改善が見られない状態で保険のレジンを詰めてしまうとこのような事になります。

神経を取ると歯の寿命は極端に短くなる為、MTAセメントにて神経を保存しました。

手前も歯も虫歯の再感染が大きく神経の露出が見られました。

こちらもMTAセメントにて封鎖します。


歯の修復を行なっていきます。
歯の無い部分が多い為、型取りを行ない、セラミックにて修復を行いました。

これで歯の修理は完了しました。一見元の歯に戻った様には見えますが、歯の硬組織が再生した訳ではありません、今後は適切なメンテナンスとセルフケアにて長期に歯を維持することが目標となります。
リスク 極端に硬いものを噛むと取れたり、かける可能性があります。
ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療は自由診療となります。
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歯髄温存療法 動画
2020年10月15日
神経に達する大きな虫歯があっても歯髄を取らなくても良いかもしれません。 歯髄を失った歯の予後は非常に不安定ですので可能な限り歯髄を温存することは第一選択となります。
歯を長く持たせる治療
2020年09月1日



銀歯の穴を気にされて来院されました。幸いにも痛み等はありませんでしたが、銀歯の中は非常に深く大きな虫歯でした。

虫歯を除去すると虫歯が深く、生きている歯の神経が見えてきました。

しかし、安易に神経を取ってしまうと、神経を取った時点で歯の中の細胞の代謝や再生がこの後の人生で起こらなくなり、その歯の寿命は大きく縮んでしまいます。
そこで、ラバーダム防湿を行い、手術用顕微鏡下にてMTAセメントを用い神経の露出部を封鎖します。こうすることで歯の神経を残した状態で歯の修復が可能になります。



歯の根元は大部分残した状態で歯の形を整えます。


今回は歯の根元が残っていたため、クラウンではなく、テーブルトップアンレーにて対応が可能でした。
銀歯や保険の白い冠、格安セラミックに代表される治療効率のために何でも大きく削って大きくかぶせるクラウンを回避することで、通常の被せ物治療より非常に繊細なセラミック修復となるため手間と時間はかかりますが、今後何かこの歯にトラブルが起きても歯質が多く残っているため対応が容易になります。
何も根拠もなくとりあえず残っている部分を残して作られたインレーや、歯の根元まで大きく削るクラウンになったものに関しては次に何かトラブルが起きた際、再治療というのが困難な場合多く、抜歯になってしまうケースが多くあります。特に保険の白い歯は強度を担保するため銀歯より多く削る必要があり、処置の直後は特に問題がなくとも、再感染がしやすく、何か問題が起きた時に銀歯より更にたちが悪い事が多いように感じます。
患者さんにはこれらの違いが伝わりにくく、容易な理解が得られない上に、術式の手間と時間がクラウンよりかかるため、歯質が残っており適応症にも関わらず、根元まで大きく削ってクラウンにしてしまうクリニックの方が大多数です。特に適正価格から逸脱した安いセラミック修復はその傾向が特にあります。
治療費が適正価格というのは治療に対して適正な時間が確保されているという事です。
極端に安い治療費では適正な時間が確保されていないと考えた方が良いかと思います。


リスク 極端に硬いもの噛むと修復物がかける、外れる可能性があります。
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ダイレクトボンディング とセラミック修復による虫歯治療
2020年06月23日

一見、穴が空いておらず虫歯がないように見えますが歯と歯の間からの虫歯が多くありました。
このタイプの虫歯は、唾液の質や硬いものを好む食生活、歯ぎしり、砂糖の高頻度の摂取や毎日のフロス、歯間ブラシの不使用等が要因となり起こります。


非常に深く大き深刻な大きさの虫歯になっていました。

奥の虫歯が非常に大きく神経が見えてきました。歯の根には神経と血管が通っており、細菌によって血管も損傷し出血もしています。

保険の虫歯処置ですとラバーダム防湿を行なっていない為、感染が起き、神経を取ることになりますが、ラバーダム防湿を行なった上での虫歯治療なのでそのままMTAセメントを用いて歯の神経を残す治療を行うことが可能です。
その後、ダイレクトボンディング にて歯の修復を行いました。

手前は広範囲に保険の樹脂が詰まっている箇所の虫歯になります。保険の樹脂による処置は安く白く仕上がるめ、患者さんウケもよく、コストが銀歯よりかからない為、適応範囲を増やす歯科医師が増え、多少大きな虫歯でも銀歯ではなく安価で白い歯を入れる事が多くなってきた近年ですが、保険処置である以上、本質は変わらず再虫歯のリスクは非常に高いものとなっています。むしろ、基本的に保険のレジン処置はラバーダム防湿や顕微鏡を用いずに行われるため虫歯の取り残しや接着不良により経年的に再虫歯のリスクが高くなり、また殆どが中途半端にくっついているため、気付いた時には歯の大部分が失われている事が大半です。それであれば状況にもよりますが、同じ保険であれば多少虫歯になったら取れてくれる可能性のある銀歯の方がまだマシとも思えます。

殆ど、虫歯で天然歯が残らなかったため、土台を立てクラウンにて対応しました。


適材適所のマテリアル選択にて歯の修復を行いました。

リスク 極端に硬いものを噛むとかける可能性があります。
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