なぜ保険の入れ歯は合わないのか?技工士不足の今こそ“金属床義歯”を選ぶべき理由

近年、「保険の入れ歯が合わない」「痛くて外してしまう」「噛めない」というご相談が急増しています。
実は、これは患者さんの問題ではありません。
歯科業界の“技工士不足”という構造的な問題が背景にあります。
当院(菊川駅前歯科)は、自由診療での精密義歯を専門的に扱うため、
“合わない入れ歯を使って人生を損している方を減らしたい”という思いで日々治療を行っています。
本記事では、なぜ「保険の入れ歯は合わなくなってきているのか」、
そして 金属床義歯(自費)の圧倒的なメリット について、
専門的な視点から分かりやすくまとめました。
■ 日本全体で深刻化する“技工士不足”。その影響を一番受けるのは入れ歯
歯科技工士は、入れ歯・被せ物・矯正装置などを作る国家資格を持った専門職です。
しかし現在、全国で技工士の数が急速に減っています。
特に入れ歯を精密に作れる技工士は、
高齢化+若手不足+保険の低報酬
の影響で、どんどん減少しています。
● なぜ保険の入れ歯は“まともな技工士”が作らなくなっているのか
理由はシンプルです。
- 保険の入れ歯は、技工料(技工所への支払い)が非常に低い
- 手間をかければかけるほど赤字になる
- 経験豊富な技工士ほど、保険の義歯から撤退している
つまり、
技術のある人ほど保険義歯を作らない構造
になっているのです。
そのため、どうしても以下のような“合わない入れ歯”が増えてしまいます。
- 入れ歯がそもそも口に入らない
- 痛くて使えない
- すぐ外れる
- 噛めずに残っている歯へ負担が集中する
- 顎の骨が急速に痩せる
これは患者さんのせいでも、歯医者の腕だけの問題でもありません。
制度と技工士不足がつくりだしている“時代の問題” なのです。
■ 保険の入れ歯を使い続けることのリスク
● 残っている歯が早くダメになる
動く入れ歯は、残存歯を揺さぶり続けます。
とくに保険のプラスチック義歯は変形しやすい素材のため、
噛むたびに歯へ過度な力が加わり、歯の寿命を縮めます。
● 噛めない → 偏った噛み癖 → 顎関節や肩こり・頭痛の原因に
噛み合わせが崩れると、身体にも影響することが多いです。
● 食事の満足度が下がり、生活の質が低下
「硬いものは無理」「味がわからない」といった問題が当たり前になり、
食事の楽しみは確実に減ってしまいます。
こうした理由から、
保険の入れ歯では限界を感じ、
より精密な入れ歯を求めて当院に来院される方が増えています。
■ 当院が“金属床義歯”を強くおすすめする理由
菊川駅前歯科は自由診療専門のため、
技工士も技術レベルが高く、精密な作業ができる方と提携しています。
その上で、入れ歯の完成度を高めるために採用しているのが 金属床義歯 です。
1. 圧倒的な薄さで、違和感が少ない(保険義歯の1/3~1/5)
薄くて強い金属を使うため、口腔内でのストレスが大幅に減ります。
自然な発音がしやすく、吐き気も出にくい構造。
2. “味覚”が戻る。温度が伝わり食事が美味しくなる
金属床は熱伝導性が高く、食べ物の温度を感じられます。
これにより、食事の満足度が大きく向上します。
3. 変形せず、歯ぐきに吸い付くようにフィットする
保険のレジン床は変形しやすいですが、金属床は変形がほぼゼロ。
だからこそ噛み心地が安定し、残っている歯や顎の負担が減ります。
4. 経験豊富な“義歯専門技工士”が製作する
金属床義歯は高度な技術が必要で、
そもそも「腕の良い技工士」しか製作できません。
結果として、
入れ歯の完成度=あなたの毎日の生活の質
が大きく変わるのです。
■ 40代・50代から入れ歯の質にこだわるべき理由
当院の患者さんでも、40代後半から「食べづらさ」「噛めない」という相談が増えます。
まだ若く、仕事・家庭・趣味などアクティブな年代だからこそ、
“噛めるかどうか”が生活の快適さに直結します。
金属床義歯は、
- 長く使える
- 食事が美味しい
- 見た目も自然
- 仕事中も気にならない
といったメリットが大きく、特に40代以降の女性に支持されています。
**■ “入れ歯だから仕方ない”はもう古い。
精密な義歯で人生は変えられる。**
技工士不足という時代的な問題により、
合わない保険義歯が増えていることは事実です。
しかし、
正しい設計 × 熟練技工士 × 精密な金属床
で製作すれば、入れ歯は驚くほど快適になります。
- 痛くない
- 外れない
- 食事が美味しい
- 見た目が自然
- 顎や歯にも負担が少ない
「もっと早く作れば良かった」と多くの患者さんが言われます。
入れ歯で悩む毎日を変えたい方、
“本当に合う入れ歯”を作りたい方は、
ぜひ一度、菊川駅前歯科へご相談ください。