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BPS精密義歯

2023年09月3日

 

義歯製作の手法の一つにBPSシステムを使用した総義歯製作方法があります。特徴的なのは口を閉じた状態での型取りができるため、下顎の義歯の吸い付きが良くなります。

また、ナソメーターという器具を使い噛み合わせを、きっちり取る事ができます。

 

BPS義歯(Biofunctional Prosthetic System Dentures)は、高品質で機能的な入れ歯の製作に使用される特定の製作法です。BPSは、ドイツのIvoclar Vivadent社によって開発されたシステムで、入れ歯の製作において高い精度と品質を提供することを目的としています。

以下は、BPS義歯に関する詳細な情報です。

  1. BPS義歯は、高度な歯科技工の技術と製作プロセスに基づいて製作されます。これにより、患者に合わせたカスタムデザインが可能となり、快適な装着感と自然な外観を提供します。
  2. 生機能に基づくデザイン:BPS義歯は、患者の口腔内の生機能、特に咬合(かみ合わせ)と咀嚼(食べ物を噛む能力)に焦点を当てたデザインが特徴です。これにより、患者が食事を楽しむことができ、口腔の機能を最適化します。
  3. 優れた審美性:BPS義歯は、患者の顔の形状、歯の色、歯茎の形状に合わせてデザインされ、自然な見た目を実現します。これにより、他人に気付かれずに入れ歯を使用できます。
  4. 高品質の材料:BPS義歯には、高品質な樹脂や歯の材料が使用され、耐久性と長寿命性を確保します。これにより、入れ歯が長期間にわたって優れた性能を維持できます。
  5. 適切なフィッティング:BPS義歯は、患者の口腔内に合わせて正確にフィッティングされます。適切なフィッティングにより、入れ歯がしっかりと保持され、食事や会話の際に不快感を感じません。

BPS義歯は、入れ歯を必要とする患者にとって、高品質で快適なオプションとして広く利用されています。しかし、個々の患者の状況やニーズに応じて、他の入れ歯オプションと比較検討することが重要です。歯科医師や歯科技工士に相談し、最適な治療計画を立てることが推奨されます。

 

このように

あくまでも一つの方法であって全ての義歯治療においてBPSが第一選択ではありませんが、数ある義歯製作方法から当院ではお口の様々な状況によって対応しています。

 

 

 

適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。

 

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電話でのご予約は 03-6659-2934

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菊川駅前歯科 Kobayashi dental office

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ゴールド修復について

2023年09月1日

近年、金属代の高騰により、ゴールドの提案を行う歯医者が少なくなってきているように思います。

費用がセラミックよりかかるだけで、そのほかのデメリットは無い材料を提案から外すには良い治療を受ける機会を損失していると考えます。当院はセラミック代に加えて金属代を頂いていますが、わずか数万円の違いで得られるメリットは非常にあります。確かに、審美的な問題はありますが、この動画のように歯に亀裂が入るほどの大きな力がかかっている奥歯に対して修復を行うのであれば、セラミックに比べると非常にメリットがあります。何も考えずにジルコニアを入れれば歯の破折も招くこともあります。

 

 

入れていたセラミックが欠けてしまったと来院されました。

ラバーダム防湿を行い、修復物の除去、虫歯の除去、顕微鏡下にて破折線の除去を行いました。破折線を残しておくと虫歯の通り道にもなりますし、歯根破折を招きます。割れた線は顕微鏡でじっくり観察しなければ存在さえ気づかないものになります。

ラバーダム防湿を行い、しっかりと接着を行います。

 

ゴールド修復は今でも歯科業界では第一選択に上がる修復方法になります。

 

ゴールド修復(Gold Restoration)は、歯科治療において、歯を修復・保護するために金合金(通常は貴金属の合金)を使用する方法です。この治療法は、他の材料に比べていくつかの利点があります。

  1. 耐久性: ゴールドは非常に耐久性があり、咀嚼圧力に対して強い材料です。そのため、ゴールド修復は長期間にわたって持続し、歯を保護します。
  2. 適合性: 歯科技工士がゴールドを精密に加工できるため、歯の形状や咬合に合わせてカスタム製作することができます。これにより、適切なフィッティングが実現し、歯の機能を最適化します。
  3. 生体適合性: ゴールドは生体適合性が高く、歯肉や周囲の組織に対して刺激を引き起こしにくいため、アレルギー反応や組織への刺激が少ないとされています。
  4. 審美性: ゴールド修復は、一般的には銀色や金色であり、一部の患者にとっては審美的に好まれないことがあります。しかし、奥歯の修復に使用されることが一般的であり、見えにくい位置に配置されることが多いです。
  5. コスト: ゴールド修復は、他の修復材料に比べて製作コストが高いことがあります。これは、高品質の材料と熟練した歯科技工士が必要だからです。

ゴールド修復は通常、バックティース(奥歯)の修復に使用されます。これは、奥歯が強い咀嚼圧力にさらされ、耐久性が重要な役割を果たすためです。前歯や審美的な修復には、ゴールドではなく、セラミックやコンポジットレジンなどの審美的な材料がより一般的に使用されます。

 

 

 

歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。

最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。

 

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顕微鏡にて行う歯石とり

2023年08月31日

歯石とは磨き残しが3日間とれなかった、プラーク(磨き残し)が蓄積したものになります。最初は歯茎の上にありますが、どんどん歯肉の下に蓄積していきます。歯茎の下に蓄積した歯石は黒くなっており嫌気性菌と言われる、細菌の中でも特に体に害をなす細菌の住処となります。その細菌達が顎の骨を溶かし、歯をグラグラにし、抜歯に至る事があります。この歯茎の中の歯石は注意深く観察しなければわかりません。ほとんどの場合、痛みが出ず、痛みが出始める頃には歯を残すか残さないかを検討しなければならないほど歯周病が進行している状況になります。

セルフケアと歯肉の上のケアができて初めて、顕微鏡にて観察する事で、歯茎の中の歯石の中の歯石をきちんと把握し取ることができます。

中程度〜重度の歯周病になりますと、90分程度のアポイントでやっと奥歯4本の歯石を認識できて、きちんと取れるのですから、ちゃんとやると、非常に時間のかかる治療となります。

保険で毎月、歯を洗っているけど歯周病が治らないという方のご相談を良く受けますが、20分そこらで全部の歯を洗ったとて歯茎の中の歯石は取れませんし、存在していることも分からないでしょう。

歯科の材料や器具は進歩しており、保険の短時間の処置でも、とりあえず、取れないようにする、とりあえず痛みが出ないようにするなど、患者さんには一見治ったように見せかける事が可能になりました。ただ、本質的な事は変わっておらず、取れていなくても中で虫歯は進行しますし、痛みがなくても歯石が蓄積します。適切な時間をかけて、適切な治療を行わなければ抜本的な解決にならないのが現実です。

 

 

歯周病(歯肉炎および歯周炎とも呼ばれます)と全身の健康には密接な関係があります。歯周病は口腔内の問題として始まりますが、それが進行すると全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。以下は、歯周病と全身の関係についてのいくつかの重要なポイントです:

  1. 炎症と全身炎症: 歯周病は口腔内の細菌感染による慢性的な炎症を引き起こします。この炎症は全身の炎症反応を活性化させ、心臓病、糖尿病、脳卒中、関節炎などの慢性疾患のリスクを増加させる可能性があります。
  2. 心臓病: 歯周病と心臓病の関連性が研究されており、歯周病の患者は心臓病の発症リスクが高まる可能性があるとされています。歯周病の炎症が全身の血管に影響を与え、血管内に脂質が蓄積しやすくなるためです。
  3. 糖尿病: 歯周病が存在すると、糖尿病の血糖コントロールが難しくなることがあります。また、逆に糖尿病の患者は歯周病を発症しやすくなる傾向があります。歯周病が悪化すると、糖尿病の合併症のリスクが増加することが報告されています。
  4. 妊娠と早産: 妊娠中に歯周病が悪化すると、早産や低体重出生児のリスクが高まることがあります。歯周病の炎症が全身に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中の口腔健康は非常に重要です。
  5. 関節炎: 歯周病と関節炎(特にリウマチ性関節炎)の関連性が研究されており、歯周病の炎症が関節炎の症状を悪化させる可能性があります。

これらの関係はまだ研究の途中段階であり、全ての歯周病患者が全身の健康問題を抱えるわけではありません。しかし、口腔健康を維持し、歯周病の早期発見と治療を行うことは、全身の健康を維持するために重要です。歯科医による定期的な検診と歯周病の治療は、全身の健康を支える一環として非常に重要な役割を果たします。

 

 

歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。

最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。

 

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