根の感染を何年も放置し、嚢胞が大きくなり大量の膿が出てきました
2024年09月3日
現代の歯科医療レベルの根管治療を行おうとすると様々な器具を使い、1時間〜2時間はかかります。その間、正確に器具を使うため、細菌が入ってこないようにするために、ラバーダム防湿が必要となります。
助手が仮蓋を外して歯医者が来るまでうがいして待ってもらう、10分ぐらいの洗浄を数ヶ月繰り返す、などしていると根の感染は自己免疫によって痛み等の症状として出てこない場合がありますが感染は残ったままのケースというのもあります。
この動画の方はCTにて感染の大きさが発見され、他院では嚢胞周辺を含む歯を全部抜歯と言われたケースになりますが、根管治療によって治癒し歯を残す事が出来ました。きちんと根の治療を行う事で歯の保存が可能な場合もあります。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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